御法話「仕事能力倍増法」 別バージョン

　　　
２０１１／７／３１

昨日、主は、泉州支部にて、御法話「仕事能力倍増法」を説かれました。
主の御慈悲に心から感謝申し上げます。

仕事をお持ちのご主人やお子さんがいらっしゃる方は、信仰をお持ちでなくても大変分かりやすい内容ですので、お伝えしていただくと仕事に大変役立つと思います。

「仕事能力倍増法」とう題は、本当なら、帝国ホテルくらいを借りて十万円以上とってやらないといけないもの。今、個人においても政府においても、仕事能力倍増法は必要。

政治としてのＧＤＰを倍増したいという考えもあろうが、逆に個人の仕事能力を倍増すれば、国のＧＤＰも倍増する。個人としての仕事能力を考える際に、一つは結局のところ、仕事がよくできるのは熱心に勤勉にするしかない。

その原点は、感謝するものを持っていなければだめという気がする。普通は、両親への感謝から始まるが、感謝の心がない人間は不平不満のほうに出て、それを周りのせいにする。
仕事を進める時に苦しいと感じたら、感謝の心を思い出してみて、自分が現在あるのはなぜか、色々な方の力や援助を受けたり励ましを受けたりして、今の自分があるのだと思い返すことが大事。
そうするとおのずと反省もできるし、「次の一歩を踏み出そうかな」という気力が湧いてくる。

両親に対しても、足りないところを言えばキリがない。「もっといい頭に産んでくれたら」「もっといい容姿に産んでくれたら」とか思うが、そんな面ばかり責めては申し訳ない。その中で、自分を発奮させる材料を思い起こすことが大事。今までのバックグラウンド、生まれ育っての環境や家庭から見て、「能力の限界とか分限はこの程度か」と思っているものはあるであろう。

それを客観的に見定めるのは大事。しかしそれを知りながら、これをどうやって一歩でも進めるかが大事。自分の分限を知らずに、だだ「目標100倍」と言うのは夢想にすぎない。現実の自分の能力の限界を知りつつ、どうやってこれを進めるかを常に志していくことが自分を向上させていく道。能力自体は上がってくる。多くの仕事をこなしていくうちに、能力は出てくるようになる。

商売繁盛であろうと、会社の業績繁盛であろうと、何でも言えることは、もちろん本人が熱意を持って勉強を続け、努力を続けることは出発点であるが、その後、自分が今まで恩を受けてきた者への感謝をすると同時に、現に、自分、あるいは我が社を支えて下さっている人々が、引き続き、我が社、あるいはあなた自身を応援して下さるということを願わないといけない。
ここで視点をずらして、反対側から見る目を持つことが非常に大事。

仕事能力は、主観的なもので測ってはいけない。お客様の側、商品やサービス等を受ける側、お金を払って下さる側の方が、仕事能力が倍増したと判断してくれたら、皆様の年収は増え、会社の売上は増え、会社の中での地位も上がる。自分中心的に、能力が上がっていると思ったら甘い。周りの評価が上がれば、上がってくるのだということを知らないといけない。

自分の会社の売り上げが、何故、増えないのか、お客の気まぐれのせいにしたり、従業員の無能のせいにしたりすることがある。しかし、本当の原因は、なかなか言っては下さらない。だから、その原因を謙虚に受け止め、見つめる努力が必要。感謝の心、反省の心を常に持ちつつ、後は熱意と自己研鑽、努力を積んで能力を上げながら、少しでも良いものを提供して、周りの人の満足を高めること。これも愛の行為である。仕事と愛はつながっている。

仕事を最後まできちっと詰めていく良い仕事は、愛の行為とも通じるものがあるということ。お客様に迷惑をかけないような仕事をちゃんとすることは大事なこと。それに対してお客様も、信用を持ち続けてくださる。これを大事にしないと発展はない。

仕事能力を倍増する方法を、別の言葉で簡単に言うと、持ち時間はみんな変わらないので、「持ってる時間の値打ちを高めることが大事だ」と言ってもよい。持っている時間の値打ちを高めるとはどういうことかというと、一日の中で、大事でないことのために使っている時間があれば、それを取り除いて、大事なことに使うようにしなさいということ。

もう一つは、あなたの収入の元になっている人たちの幸福を考えないといけない。そういうことを考える力が高まっていけば、自ずから、どのような立場にいても、業績も、地位も、収入も上がっていく。

以上です。



皆さん、すごいです。

とっても感謝ですぅ