ジーン・ウールの不思議な旅

ジーン・ウールは不思議な女性です。姿を変えて過去にも未来にも現れます。
もしかしたら貴方の友人や奥様かも知れません。

震災復興への道  質疑応答 

2011-03-19 17:54:21 | ご法話・心の指針

ザ・リバティwebより

質疑応答


震災対策をきちっとつくっておく


地方主権は何の役にも立たない


•高い堤防は景観が悪くなるというなら、道路を上げればいい。堤防の内側の道路を高速道路のように下駄を上げて高いところを走らせればいい。あるいは、高さがほしければ、水族館のような水に負けない強い強化ガラスを上に張り巡らせてもかまわない。

•インフラで震災対策はしたほうがいいので、いざとなったら逃げられる時間内にたどり着けるくらいの街のブロックごとに、震災のときに避難できるようなガシッとした建物を建てておくことが大事。

•鉄筋コンクリートの中で野菜工場をつくって、今後の食糧不足に備えた供給体制をつくらなければいけない。農村部の青年層も働き甲斐があるし、同時に株式会社組織などへの切り替えも十分にやっていけるチャンスがある。

•防衛施設についても、防災的な観点を考えておかないといけない。山ぐらいくり抜いて、ジェット機や大型輸送機が防衛出動、災害出動できる基地をつくっておくことも東北なら可能かと思う。

•電気系統を震災に強いかたちの、頑丈に守られた筒みたいなものに集約して、地下に埋めるなり、地上でも景観をよくしながら通していくことが大事。同時に、病院や学校など避難場所になるような大きなところでは緊急時の補助発電ができるようなシステムをきちっとつくっておく必要がある。

•水不足も考えられるので、海水を売り物に変える技術を研究したらいい。

•飛行場も必ずしも海抜ゼロメートルばかりにつくらなくてもいいのではないか。今回のように海没したら使えなくなる。特に自衛隊が動かなくなっては困る。

•空母も震災対策機能は非常に高い。豪華客船以上の収容力がある。上にヘリコプターや輸送機を載せられるので、いざというときは人を運んできたり、出したり、戻したりできる。震災対策空母などを考えるべき。

•民主党政策の問題の一つ、地方主権が何の役にも立たないということもまざまざと見せつけた。「その街でがんばってください」「市でがんばってください」と言われても、丸ごとなくなっているからどうしようもない。国家に力がなかったら復興不能。今回のを見て、国丸ごと力を合わせないと難局は乗り切れないということを再認識しなければいけない。

•復興に関しても国家としての主体性を発揮してもらいたい。国のお金を使うにしても、地方自治体に丸投げして「好きなようにしてくれ」とか「一戸あたりいくら支給する」ということだけで終わりにしてほしくない。やはり国家の将来的な改造ビジョンを出すべきとき。
正しいことを「正しい」と言い切れる人のほうが大事

•価値観の問題も大きな国の方向を決める問題なので、何がこの国を守り、何がこの国を発展させるのかということはやはり重要なことだと考えなければいけない。

•無駄金削りをやった蓮舫さんと石原都知事が話して、石原さんが「スーパー堤防はやっぱり必要だった」と言って5分で会談が物別れになっていたけど、石原さんのほうが正しいと思う。

•石原さんは「これは天罰かもしらん」ということを言っていたけど、宗教をやった人はそう考える。「天罰かも」と言ったのは民主党政権への天罰と言いたかったのだろうが、国民に対するある意味での警告はあったと見ていいと思う。

•ハーバードのマイケル・サンデル教授が「正義とは何か」といくら白熱教室をやっても、人に意見を言わせているだけで結論なんかない。やはり結論を「こうすべきだ」と言っている人のほうが、今は大事な時代なんだということをもう少し知らなければいけない。「こうすべきだ」と言う人のほうが、勇気が必要だし、実際に「これが正しい」と言い切れる人のほうが大事。

•少数意見を大事にすることも大事だし、炊き出しすることも大事かもしれないが、国家、国益のレベルから見れば、やはり最大多数の最大幸福を目指すということは当然のこと。

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