ジーン・ウールの不思議な旅

ジーン・ウールは不思議な女性です。姿を変えて過去にも未来にも現れます。
もしかしたら貴方の友人や奥様かも知れません。

店主ご挨拶

ようこそお越し下さいました。 昨年(2010)、3ヶ月の雲水修行に行ってまいりました。 私は働き者で(自己申告)、精舎は朝は早く夜は遅く「朝瞑想」の時間は、気がつくといつも寝ておりましたが・・。 私の人生の1ページに、思いがけないご褒美を頂けたような日々を過ごさせて頂きました。・・ま、主婦でも決心ひとつで如何様な道も開けるんですね。 今も精舎に行くと「実家に帰った」ような気がします。 このブログ管理人は、最近物忘れ症候群中につき、おいで頂いた感謝を申し上げ、コメントを頂いても書いたり書かなかったり、付き合いが悪いことのご無礼をお許し下さいませ。

「天地人」の今 好きなところ

2009-10-13 21:38:13 | 本の話・素敵な話
やっと、本多正信が出てきそう。別に本多正信が好きという訳ではないんですよ。
ただこの本多正信の二男政重に、直江家の家督を譲ってでも上杉家を守る決断をする兼続、またその政重の生き方も・・ちょっと惚れちゃったかな。


関ヶ原の合戦後の戦後処理が始まった。
宇喜多秀家、長宗我部盛重など西軍にくみした大名80余家の所領没収。
豊臣家は上方の一大名に転落した。

「・・勝負は決した。徳川と和議をすすめる。これは、殿のご意思である」と兼続

問題は
(どう交渉すれば、上杉家存続の手形を引き出せるだ・・)
兼続は膝詰めで談判できる交渉相手を、徳川家の家臣団のなかに捜した。
そして本多佐渡守正信の不可解な行動を冷静に分析し・・やがて一つの結論を導き出した。

(本多は手柄をあげたがっているにちがいない)

兼続は、本多正信のもとへ使者を送った。
「和議のこと、徳川内府さま側近のご貴殿に、ぜひとも仲立ちの労をお願い申し上げたい。・・正しきまつりごとがおこなわれるのであれば、徳川さまに名簿を差し出し、臣従する所存」

ほどなく
正信から、兼続への返書が届いた。

上杉家が本心から恭順の意をしめすならば、自分の力をもって、貴家の名誉が守られるように取り計らおう、という。

(やはりな・・)

それから本多正信との駆け引きが始まる。

交渉は硬軟を自在に使い分けてこそ、はじめて成果が上がるものである。相手に嘗められる一方では、喧嘩には勝てない。・・ぎりぎりの生き残りを賭けた政治の戦いがはじまっていた。

本多正信から何度目かの使者が来た。

「上杉家に三十万石を安堵するとのご内意あり」
まずは、吉報と言っていい。
三十万石は、従来の百二十万石の大封からみれば四分の1だが、上杉家の体面を保ち、なおかつ家臣たちを納得させるぎりぎりの線といえる。

つづく


葬式で光を浴びる経験

2009-10-13 08:34:03 | Weblog
昨日は甥っ子の葬式だった。

昨日は、葬儀の席に座って手を合わせると、暖かなものに包まれました。
幸くんは、天国に行くんだな・・と感じました。

葬儀の席で暖かい光を感じた経験は、もう一度あります。
それは父の弟で、この叔父も人のために尽くした人でした。

霊感など縁のない私ですが、時々こうした光を感じ涙があふれます。
それはとても幸せな喜びを与えてくれます。