絶対合格

熱血塾教師35年+教育コメンテーターのオールマイティー井澤が 「受験」、「子育て」の成功法を公開!

幼稚園児に私立小学校受験の勉強をさせるなんてかわいそう?(No.491)

2016年02月26日 09時24分37秒 | 受験・学校

 Q&Aコーナー

Q 私立小学校受験の勉強を始めることについて、家族で意見が分かれています。祖父母は「まだ幼稚園生なのに塾に通わせて勉強させるなんてかわいそうだ。自由に遊ばせてやったほうが良い。」と言い、賛成してくれません。祖父母をなんとか説得したいのですが・・・・・・

A おじいさま、おばあさまには次のようなウエルストリームの方針を話してみて下さい。 

 井深大氏もその著書「0歳からの母親作戦」で語っていますが、幼児期に集中して学習させることにより、お子様の記憶力、思考力、理解力等のお子様の能力が大きく伸びます。もし、この時期に学習習慣をまったくつけないと、せっかく飛躍的に伸びるチャンスをお子様から奪うことになります。能力向上の機会をお子様から奪ってしまうほうがよっぽどかわいそうです。だから、「幼児はただ自由に遊ばせておけばいい。幼児なのに勉強させるなんてかわいそうだ。」はまったくの間違いなのです。大脳をはじめてとして身体が飛躍的に成長する幼児期だからこそきちんと勉強させるべきなのです。 

 無論単なる詰め込み教育をするのでは弊害ばかりとなります。無理なく学習できるように、年齢に応じた教材と教え方の工夫が必要です。導入から工夫してお子様が楽しみながら勉強をする。楽しみながら勉強しているうちに、知らず知らずのうちに記憶力、思考力、理解力等がついている。学力がついているから問題も自力で解けるようになります。100点がとれるようになるから勉強が楽しくなります。勉強がとても楽しいから、また、進んで(自発的に)勉強します。こうして好循環が始まるのです。そして、1~2年もすると皆勉強大好き少年、少女なっているのです。

 他方、能力開発と並行して「心の開発」も必要です。お子様を「頭がいいだけで心が醜い人」にしてしまってはせっかくの幼児教育も大失敗となるからです。「能力開発」と「心の開発」は「人間力」のいわば車の両輪です。将来堂々たる社会人として自立し、社会貢献するためにはどちらも大切だからです。

 21世紀を担うお子様への教育とはそうあるべきであると考えます。 

 このようにして、ウエルストリームでは、お子様達の能力が開発され、勉強大好き少年、少女にもなり、人の気持ちのわかる人に成長していきます。

 その結果、ペーパー試験はもちろん行動観察でも高く評価され、志望する私立小学校に合格しているのです。

    

0歳からの母親作戦―子どもの心と能力は0歳で決まる (サンマーク文庫)
井深 大
サンマーク出版

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