MASの搭乗員日誌

気がつけばフルスロットル!別館

絶対の主役

2007-10-14 22:11:00 | 戦果報告

零式艦上戦闘機
2004年にRC飛行機を始めたのはタイヨー零戦を見たからで昔から好きだった事もありGWS零戦を経てFSK零戦にたどり着き魂に火がついて現在に至る。何はなくともコレがないとRCライフはありえません。


まず零戦二一型、元は雷電作製におけるスキルアップの練習がてらに思いつきキット改修のちょいちょいと作製と簡単に考えていましたがスタイロ素材の質感を保つのに作業進行するたびに難題多発。とにかく自分のスキルがある限りできるまで施し今は満足しております。
大戦初期から中期の巴戦主体だった頃にはベテラン搭乗員の力もあって活躍しまくった華やかなりし機体。空母機動部隊となったらこの灰緑色零戦の方がピッタリ思うし零戦本来ののびやかな主翼で空を舞うって雰囲気は好きだな~

本日は雷電のインターバルがてら落ち着きを味わうために飛行。おおげさに忙しい雷電と違って暇なくらい思い通りです。でもなぜかこの二一型やたらとセイタカアワダチソウの餌食になり高射砲(堅くなった茎)に打たれ主翼下面に穴が明いたり、ひねられて胴体が折れたり。今日も胴体に高射砲の後が一発あきました。


実機の五二型の採用は昭和18年、この頃はすでにアメリカ軍の戦法は一撃離脱が徹底されており零戦が得意とする巴戦は持っていけない状況。ベテラン搭乗員が少なくなり大戦末期には特攻機にも使用された事により悲劇の翼やらアメリカからマリアナの七面鳥撃ちと揶揄されたりと苦境なイメージが多いようです。
それでも乗るべき者が乗れば本領発揮! みすみすやられるよりはあるものでやるしかないだろう!ってイメージで私は見ています。

今年02/04の正面衝突により機体を失いさらに品切れの間はまったくRCに関しては春眠となりましたが4月にようやく手に入り配備してから今回で70FLTを越えした。
これからもこの機体が主役であり続けてほしいと切に願うばかりであります!

本日の戦果
三菱 零式艦上戦闘機 二一型 FlyingStyroKit改:2FLT
三菱 零式艦上戦闘機 五二型 FlyingStyroKit:3FLT


雷電 正式配備

2007-10-14 20:34:00 | 軍需工廠

さて、お次は一番の問題機

昨晩の改修の成果はいかがなものか?少しは機嫌よく行ってほしい。

まず本日の試験飛行を唯一の生還搭乗員であるTOS工手にやっていただき違いを見てもらう事に。手投げ後に相変わらず暴れております。それからTOS工手から様々なコメントが・・・「昨日より左右の安定がない」「相変わらずピッチ方向、とくにアップが過敏」「なぜか背面の方が制御しやすい」・・・なんだかあんまり良くなってないみたい。
とにかくTOS工手のたくみなトリム合わせにより落ち着きは出てきたよう。無事に生還したTOS工手とりあえず速度域による頭上げ、下げのクセはだいぶ解消されたようでアップさえ気をつければ何とかなるだろう。との事

人に飛行させてばかりではいつまでたっても自分の物にはならないので無理にでも操縦に入る。ココで雷電を初めて手投げして気づく。「太くて持ちにくい」
私は手投げが苦手・・・初めてものは毎回失敗します。


てなわけで、失敗しました。やわやわ投げてしまい失速から左反転、頭からゴン!
雷電頑丈伝説、ついに終止符。


防火壁粉砕、バッテリーマウント外れる、機首下面開く・・・
ま、頑丈設計もあってか頭から行ったわりには何とかなおる感じ。

修理開始

やや崩れ気味の防火壁を元の位置に戻しエャLシ大量投入。

今日の日本軍はやたらと稼動を急ぎます。受けたダメージはさっさと解消したい。そのためには即FLTです(修復に各動作チェックに関してはしっかりやっております)

ふっきれた手投げ二回目は何ともスムーズに・・・初めからこうできていればと毎回思う。さていったん手を離れるともうそれどころではありません。TOS工手にはおとなしく感じる状態も私にとってはメチャ暴れ者に感じる。水平にもって行くのも大変でとにかく階段を上るようにしながら上空へ。これで何とか即地面は回避できたけど落ち着いて考えている間がなく「あ、行くのはそっちじゃない」「コラ!こっちを向きなさい」って雷電に振り回されます。水平にしようと少しでもアップに触れるとグンと上を向く、ダウンに関しては素直・・・確かに背面の方がやりやすいのかも。
とにかく私好みにトリムおもいっきりダウン、ようやく私の技量範囲に入り、水平飛行で少し考える余裕ができ状況を見るにやはりアップの異常な敏感さを何とかしないと水平面で旋回しその最後に少しでもアップが残った状態になると上を向く。「これさえ落ち着ければ及第点ではないか?」と考える。今日はプロモフセッティングを変更し2FLTしてみたのですがいずれも症状は変わらずセッティングを越えた機体に何らかの不具合があるよう。一度エレベータ面積を大きくしたけどもう少し小さく戻した方がいいのかな?

さて、そうこうしている間に着陸のお時間・・・実機とは原因が違いますが着陸が難しいのは同じ。今はアップが過敏だしヘタすれば即失速。
一回目は不時着気味とは言え頑丈さもあって無傷でしたが二度目・・・同じように降下してきた先は知る人ぞ知るベルリンの溝(飛行場中央にあるコンクリ側溝)
着地までまったく見えていませんでした。


側溝に落ちた割には軽度、胴体は無傷で主翼中破ですみました。まだ生きている・・・とにもかくにも2FLTできましたので再生し雷電二一型として正式配備致します。


総力戦

2007-10-14 20:20:49 | 戦果報告

今日もさわやかな秋晴れ!午前から長く遊ぶと決めていたので私もTOSも大戦機を全機出撃!

手前からMAS:試製雷電改、零戦五二型、零戦二一型、疾風 TOS:P51D、F4F、P47Dの豪華ラインナップです。持ってき過ぎなので・・・

駐機場がやたらと混雑しれおります・・・

今日は比較的少ない人数だったので広く使っても良かったのですがいつものクセで固めて置いてしまう。
この時点で私が4機でTOSが3機、私の方が多いのは初ではないかと思います。
総力戦となりますがそこは史実通り我が日本軍は次々に・・・

今回はFLT順番入り乱れてましたので機体ごとに書きます。

まずは7/1以来3ヶ月ぶり登場の疾風!

飛行開始で順調に空に上がった後、ラダー操作を入れた途端に失速反転気味に・・・何とか持ちこたえましたが左に向いたままの状態。「お!ノーコンか?」と思いましたが操舵には反応し姿勢を維持しようと努力が効く。ただトリムを入れる間がとれずこのままでは谷底エリアに行ってしまうと思い無理に着地させる。
これで主翼接合部破損にエンジンカウル割れ・・・

不時着した疾風を持ちなぜに急におかしくなった?と点検。ラダーが思いっきり左に向いたままになってる! 駐機場で操舵をしてみると機器搭載のベニヤが外れて動いております。

黄色の接着剤が外れ操舵に合わせてグラグラしてます。

ここで疾風をあきらめるわけには!せっかく持ってきたんだし!と思い修理開始。
アルファは主翼取り外し式なのですがもういいからと胴体と接着。機器搭載の板も接着。カウルは裏からグラステープ止め・・・とにかく早く稼動せよ

修理を待つ陸軍搭乗員、この風防は3ヶ月前破損したので自作してあります

修理が完了、修理中に何回も進攻しているTOSを即迎撃へ!
今度はまっとうに飛んでくれる! 疾風は我が軍では一番速度がありP51Dが相手でも互角に感じてしまう。史実だと零戦より疾風が相手する事が多かったわけだしね。
速度にのったループにロールと改めて零戦と違う雰囲気を味わう。妙に苦手意識があって留守番させる事が多かったけど最近は数をこなせているからなのかカットビでも落ち着いてできるようです。

さて、そうこうしている間に着陸アプローチ、ココでまたも余計な動きが・・・急に下を向き始め慌てず当て舵。当て舵を当てるも高度が低かったのでやたら沈降速度が速いまま着陸しペラ破損・・・ 機体を回収しチェックすると先ほど接着した機器搭載ベニヤの反対側が外れてました。


愛着を再び認識したばかりなのに逝ってしまうのかい?と思い各部をチェックしてみましたがほかは破損ナシ。とにかく一度徹底チェックのため今日はここで疾風の飛行をあきらめました。

中島 四式戦闘機 疾風 AlfaModel:1FLT


雷電 第二回改修作業

2007-10-14 00:43:12 | 軍需工廠

雷電の第二回試験飛行においてデータが取れたので更なる改修しました。
まず今まで心配だった推力においては少々たるいものの飛行できるだけの出力がある。飛行状態についてはTOS工手より「横安定性はあった」と言うコメントをいただいたので良しとします。正直、主翼に関しては「ホントにこの主翼断面で揚力あんの?」「もしかして下方向に揚力発生したりして?」と心配してましたがどうやらうまくできてたようです!

問題は縦安定・・・色々と問題あり過ぎるみたい。
エレベーター操作にて中間域が非常にルーズでそこから少し遅れていきなり効きだすってのは非常に困る。高速時には頭下げ、低速時には頭上げを起こしTOSをもってしても着陸時などに安定できなかったのを見るとはなっから私の手には負えなかったんだな。
まず、重心がやや後ろ、数度の墜落を経ても壊れない事から見て過剰に強度がある作りとなっておりそれがそのまま後部にも余計な重さとなって現れている。

もう一つは尾翼の取り付け角、雷電の精密図面を見てたら少し上向きに仰角がついており何も考えずにそのまま再現してしまったのですが、この尾翼の仰角が後部を浮かす働きをしてしまうよう。

作製時の白ボディー:尾翼がちょっと上に向いてます。

以上、重心が後方にありながら尾翼の角度によって下に向く力が働くこの二点が増幅された作用により操舵の激しい上下動を引き起こすと考えられるので改修をしました。


まずは骨抜き・・・ 後部にある胴枠と補強用に付けていたスチレン板を抜きました。重心を前方に持ってこれたし13gの軽量化にもなりました。(計量器のメモリは10gですがこの後さらに構造材を抜いてます)

次が尾翼の取り付け角度・・・尾翼の取り付け箇所はかなり強固に接着した覚えがあるしバラすと簡単に作業が終わらないと思ったので単純に付け根でカットしマイクロバルーン混ぜエャLシで接着。ついでにカーボン板を胴体に通し尾翼を接着補強しました。


カットしてから前縁を下に持っていきエモナ固定、上の黒いのがカーボンです。


下もしっかりエヰレ着にカーボン板。見てくれが少々悪いが背に腹は変えられぬ。


ついでにエレベーターの面積も影響しているのかと思いFSK零戦と同じくらいまで後縁を削って面積を減らしました。1割りくらいかな。


この後、塗装を行い第二回改修作業終了。少しは落ち着いて飛んでくれる事を期待します。