MASの搭乗員日誌

気がつけばフルスロットル!別館

雷電 第一回試験飛行

2007-10-07 21:18:53 | 戦果報告

本日は秋晴れ快晴!雷電を抱えて妙な義務感を持ちつつ、雷電がどうなるかは不明なので零戦五二、二一を車に無理やり押し込んで飛行場へ到着は10時過ぎ。
さすがは秋晴れに草刈り後の良コンディションとあって大盛況。雷電のことを思い気分が前向きにならずかなり見学モードになりしばらくヘリを眺めます。


機体はないが妙に目立つ黄色いキャノピー・・・!
キャパニナ帰還。セイタカアワダチソウの海に遭難してから幾日か?幾多の優しい人々の手助けがあり無事TOSの元へ帰ってきました。今日の晩御飯は好物のボルシチです。

さて、12時を回ってからいよいよ始動・・・この頃には結構強い風が吹き始めており零戦を空に上げてからかなり風が巻いていると認識・・・太陽の通り道も低いのでかなり眩しい。それでもとにかく3週間ぶりなので指慣らし。この時点では雷電が空に上がるかどうかはわかりませんでしたがもし上がった時を考え念のため充分に指を慣らしておきます。強風のおかげでフラフラ機動に急に向きは変わるわで指慣らしとしては充分。


指慣らしが終わってしまった。ではいよいよ行くか!この時点では全損バラバラになっても良い気もしてました。結果が良くも悪くもようやくこの企画も終わるかな~?どうなるやろ?と考えている間に煮詰まってます。
TOSに手投げをしてもらい一投目・・・手を離れなぜかそのままストンと水平に地面へ着地・・・ペラ折れました。下面のオイル冷却口取れました。

予備のペラがあったのでさっさと交換し二投目・・・今度はやや上向きにといく一投目の水平降下があったのでややアップ気味もありちょっと急上昇・・・ココで水平にしようとダウンを入れた途端、降下一線地面へ向かう・・・ココで思いっきりアップを引いてみたけどまったく気配なく地面へグッサリ・・・この間2~3秒くらいかな

哀れ機首からグッサリといった雷電。ようやくこの企画も終了を迎えたか~と思いつつダメージチェック・・・


通常であれば機首断裂及びに挫屈に防火壁粉砕、機体各所にヒビetc・・・廃棄処分と覚悟する所ではありますが・・・


ペラが折れ機首下面が割れたのとバッテリーホルダーが外れたのみ。
製作において強度がどれくらい必要かわからず、やっている間に機首はメチャ頑丈になってました。どうやらこの企画まだ続くようです。

事の後にTOSと共に協議し水平尾翼の舵面が少ないのではないか?と言うことに。たしかにFSKやアルファの機体と比べるとかなり小さく少ない。図面そのままで製作したのはやはり失敗だったようです。
TOSの話では推力的には行けそうなのでエレベータ舵面積アップの改修をして再度試験をします。


雷電が次の方向が見えたところでのんびり零戦二一型・・・着陸時に主翼に何かあたったのか主翼がへこみ胴体ポッキリ・・・この期に及んでは大火の前の小事かな


本日の戦果
三菱 零式艦上戦闘機 五二型 FlyingStyroKit:2FLT
三菱 零式艦上戦闘機 二一型 FlyingStyroKit改:1FLT 小破 現地修理済み
三菱 試製 雷電改 自作:小破 水平尾翼改修作業のため工場行き