MASの搭乗員日誌

気がつけばフルスロットル!別館

雷電 正式配備

2007-10-14 20:34:00 | 軍需工廠

さて、お次は一番の問題機

昨晩の改修の成果はいかがなものか?少しは機嫌よく行ってほしい。

まず本日の試験飛行を唯一の生還搭乗員であるTOS工手にやっていただき違いを見てもらう事に。手投げ後に相変わらず暴れております。それからTOS工手から様々なコメントが・・・「昨日より左右の安定がない」「相変わらずピッチ方向、とくにアップが過敏」「なぜか背面の方が制御しやすい」・・・なんだかあんまり良くなってないみたい。
とにかくTOS工手のたくみなトリム合わせにより落ち着きは出てきたよう。無事に生還したTOS工手とりあえず速度域による頭上げ、下げのクセはだいぶ解消されたようでアップさえ気をつければ何とかなるだろう。との事

人に飛行させてばかりではいつまでたっても自分の物にはならないので無理にでも操縦に入る。ココで雷電を初めて手投げして気づく。「太くて持ちにくい」
私は手投げが苦手・・・初めてものは毎回失敗します。


てなわけで、失敗しました。やわやわ投げてしまい失速から左反転、頭からゴン!
雷電頑丈伝説、ついに終止符。


防火壁粉砕、バッテリーマウント外れる、機首下面開く・・・
ま、頑丈設計もあってか頭から行ったわりには何とかなおる感じ。

修理開始

やや崩れ気味の防火壁を元の位置に戻しエャLシ大量投入。

今日の日本軍はやたらと稼動を急ぎます。受けたダメージはさっさと解消したい。そのためには即FLTです(修復に各動作チェックに関してはしっかりやっております)

ふっきれた手投げ二回目は何ともスムーズに・・・初めからこうできていればと毎回思う。さていったん手を離れるともうそれどころではありません。TOS工手にはおとなしく感じる状態も私にとってはメチャ暴れ者に感じる。水平にもって行くのも大変でとにかく階段を上るようにしながら上空へ。これで何とか即地面は回避できたけど落ち着いて考えている間がなく「あ、行くのはそっちじゃない」「コラ!こっちを向きなさい」って雷電に振り回されます。水平にしようと少しでもアップに触れるとグンと上を向く、ダウンに関しては素直・・・確かに背面の方がやりやすいのかも。
とにかく私好みにトリムおもいっきりダウン、ようやく私の技量範囲に入り、水平飛行で少し考える余裕ができ状況を見るにやはりアップの異常な敏感さを何とかしないと水平面で旋回しその最後に少しでもアップが残った状態になると上を向く。「これさえ落ち着ければ及第点ではないか?」と考える。今日はプロモフセッティングを変更し2FLTしてみたのですがいずれも症状は変わらずセッティングを越えた機体に何らかの不具合があるよう。一度エレベータ面積を大きくしたけどもう少し小さく戻した方がいいのかな?

さて、そうこうしている間に着陸のお時間・・・実機とは原因が違いますが着陸が難しいのは同じ。今はアップが過敏だしヘタすれば即失速。
一回目は不時着気味とは言え頑丈さもあって無傷でしたが二度目・・・同じように降下してきた先は知る人ぞ知るベルリンの溝(飛行場中央にあるコンクリ側溝)
着地までまったく見えていませんでした。


側溝に落ちた割には軽度、胴体は無傷で主翼中破ですみました。まだ生きている・・・とにもかくにも2FLTできましたので再生し雷電二一型として正式配備致します。



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