前頭側頭型認知症 夫が前頭側頭型認知症に

夫が63歳で前頭側頭型認知症と診断されました。
若年性認知症なのだそうです。そんな夫の事など綴っていきます。 

41.前頭側頭型認知症になぜなるの?予防法はないの?

2013-03-21 02:07:51 | 健康・病気・認知症

 

     夫が前頭側頭型認知症と告知を受けて、5か月たった。
 
 

 なぜ、夫が、そういう認知症になってしまったのか?
 いつも、わたしの頭の中に渦巻 ・・・・・ 糖尿病が悪化したのが原因?
 糖尿病になると認知症に成り易い?
 糖尿病の合併症?
      糖尿病が悪化した事が原因なら、私の料理にも責任があるの?
  前頭側頭型認知症は、アルツハイマー型認知症のように予防法とか
 治療する薬とかはほんとうにないの?

 色々検索してみた 

   apital 朝日新聞の医療サイト から
      
        
        http://apital.asahi.com/article/kasama/2013012800001.html

        三重県津市にある榊原白鳳病院診療情報部長
         
笠間睦(かさまあつし)
          
振り出しは脳神経外科医師
          
地元に戻って総合内科医を目指すも、脳ドックと関わって
          
いるうちに、認知症診療にどっぷりとはまりこんだ。
            
全国初の業績 以下の3つ
              
認知症検診、病院初の外来カルテ開示、
              
医療費の明細書解説パンフレット作成


 《36》 前頭側頭葉変性症とは   の記事の中から
          (中略)
      FTDは病理学的には、前頭葉変性型(FLD type
)、
      ピック型(Pick type)、運動ニューロン疾患型(MND type)の
      3型に分類されています。
      またFTDは、脳に異常蓄積するタンパク質によっても大別され
      ます。すなわち、アルツハイマー病でも溜るタウタンパクが神経
      細胞に蓄積するタイプ(ピック病など)と、2006年に新たに発見
      されたTDP-43というタンパクが神経細胞に蓄積するタイプです。

      群馬大学大学院保健学研究科の山口晴保教授は、
      著書(認知症予防ー読めば納得!脳を守るライフスタイルの
          秘訣ー
協同医書出版社発行、東京,2010,p48)の中で、
      「現時点ではFTDの根本的治療法は見つかっていませんが、
       蓄積するタンパク質が判明したので、いずれは治療法が開発
       されるようになることが期待されます。」と述べています。

  以上の記事を、見つけました。


  今は、治療法も予防法も見つかっていないけど、希望が持てる内容
  なのが、うれしくて、ここに記録を残しておきます。

  TDP-43というタンパク質が、何を食べたら蓄積されてしまうのか?
  食べ物と関連はないのか?


  

  

2012年9月26日 NHKの『ためしてガッテン』で
          アルツハイマー病新予防      と 題した番組で
 

  アルツハイマー病を増やさない食事があった!
  

  アミロイドβというタンパク質の蓄積が原因
    アミロイドPET という検査機器が発明されたために
    目で確認できるようになった。
  

  アミロイドβを蓄積させないようにする働きのあるのは、
  インスリン分解酵素といい、脳の中でアミロイドβを
  やっつけている(副業)
  
    
  

  そのインスリン分解酵素の本業は、体内の血糖を分解することだが
  食べ過ぎなどで血糖が体内に多くなると、インスリンが多量に分泌
  される。ところが、インスリンが多すぎると低血糖を起こして
  人体には危険になるので、脳でアミロイドβをやっつけている
  インスリン分解酵素が脳から出てしまう(副業をやめてしまう)。
  
  そのためにアミロイドβが脳に蓄積されてしまう。

 
    そうならないためには、インスリンが出過ぎないようにすること
    つまり、糖を摂りすぎない事
         糖を消費しやすくすること
 
   
   
   内臓脂肪が多いと  
     内臓脂肪がインスリンの効きを悪くする
             →インスリンが大量に必要になる


   運動不足・筋肉減少
     血糖が使われずに残りインスリンが増える

   炭水化物の重ね食い
      たまに食べすぎる程度は大丈夫
      高血糖が長く続く食習慣が問題

          食べ過ぎの食生活は、体型の変化だけでなく
                   脳の変化を起こす

    炭水化物だけでなく脂肪なども肥満になるまで食べるのは控える

    アミロイドβがたまり始める時期と中年太りの時期は重なる
    早い人は40歳くらいから出る
    
    

    肥満・生活習慣病の始まる時期と重なる

    
    (インスリンがでなくなるのは、Ⅱ型糖尿病悪化した時。。。
     夫がまさにこれに当てはまる)


    メタボ と アルツハイマー は つながる


 軽度認知障害の方は、5年で半数以上が認知症を発症する

 料理、昼寝、運動で 認知症発症を予防できる

  料理 手順や献立の工夫が脳を活性化
  昼寝 30分以内の短い昼寝はアルツハイマー病に有効
              長すぎると夜眠れなくなり逆効果
  運動 有酸素運動は脳を活性化させ
              アルツハイマー病予防に効果あり
 
 
  軽いジョギング程度の運動をすると
   肝臓でIGF-1という脳の神経細胞を成長させる物質ができる
    アルツハイマーで障害を受ける記憶を司る海馬が、軽い運動を
     することで活性化し、そこにIGF-1がピンポイントで働く


こんなに アルツハイマー型認知症予防が解明されてきたのだから
前頭側頭型認知症にもきっと予防法があると、期待したい!!!!!