夫が前頭側頭型認知症と告知を受けて、5か月たった。
なぜ、夫が、そういう認知症になってしまったのか?
いつも、わたしの頭の中に渦巻 ・・・・・ 糖尿病が悪化したのが原因?
糖尿病になると認知症に成り易い?
糖尿病の合併症?
糖尿病が悪化した事が原因なら、私の料理にも責任があるの?
前頭側頭型認知症は、アルツハイマー型認知症のように予防法とか
治療する薬とかはほんとうにないの?
色々検索してみた
apital 朝日新聞の医療サイト から
http://apital.asahi.com/article/kasama/2013012800001.html
三重県津市にある榊原白鳳病院診療情報部長
笠間睦(かさまあつし)
振り出しは脳神経外科医師
地元に戻って総合内科医を目指すも、脳ドックと関わって
いるうちに、認知症診療にどっぷりとはまりこんだ。
全国初の業績 以下の3つ
認知症検診、病院初の外来カルテ開示、
医療費の明細書解説パンフレット作成
《36》 前頭側頭葉変性症とは の記事の中から
(中略)
FTDは病理学的には、前頭葉変性型(FLD type)、
ピック型(Pick type)、運動ニューロン疾患型(MND type)の
3型に分類されています。
またFTDは、脳に異常蓄積するタンパク質によっても大別され
ます。すなわち、アルツハイマー病でも溜るタウタンパクが神経
細胞に蓄積するタイプ(ピック病など)と、2006年に新たに発見
されたTDP-43というタンパクが神経細胞に蓄積するタイプです。
群馬大学大学院保健学研究科の山口晴保教授は、
著書(認知症予防ー読めば納得!脳を守るライフスタイルの
秘訣ー協同医書出版社発行、東京,2010,p48)の中で、
「現時点ではFTDの根本的治療法は見つかっていませんが、
蓄積するタンパク質が判明したので、いずれは治療法が開発
されるようになることが期待されます。」と述べています。
以上の記事を、見つけました。
今は、治療法も予防法も見つかっていないけど、希望が持てる内容
なのが、うれしくて、ここに記録を残しておきます。
TDP-43というタンパク質が、何を食べたら蓄積されてしまうのか?
食べ物と関連はないのか?
アルツハイマー病新予防 と 題した番組で
アルツハイマー病を増やさない食事があった!
アミロイドβというタンパク質の蓄積が原因
アミロイドPET という検査機器が発明されたために
目で確認できるようになった。
アミロイドβを蓄積させないようにする働きのあるのは、
インスリン分解酵素といい、脳の中でアミロイドβを
やっつけている(副業)
そのインスリン分解酵素の本業は、体内の血糖を分解することだが
食べ過ぎなどで血糖が体内に多くなると、インスリンが多量に分泌
される。ところが、インスリンが多すぎると低血糖を起こして
人体には危険になるので、脳でアミロイドβをやっつけている
インスリン分解酵素が脳から出てしまう(副業をやめてしまう)。
そのためにアミロイドβが脳に蓄積されてしまう。
そうならないためには、インスリンが出過ぎないようにすること
つまり、糖を摂りすぎない事
糖を消費しやすくすること
内臓脂肪が多いと
内臓脂肪がインスリンの効きを悪くする
→インスリンが大量に必要になる
運動不足・筋肉減少
血糖が使われずに残りインスリンが増える
炭水化物の重ね食い
たまに食べすぎる程度は大丈夫
高血糖が長く続く食習慣が問題
食べ過ぎの食生活は、体型の変化だけでなく
脳の変化を起こす
炭水化物だけでなく脂肪なども肥満になるまで食べるのは控える
アミロイドβがたまり始める時期と中年太りの時期は重なる
早い人は40歳くらいから出る
肥満・生活習慣病の始まる時期と重なる
(インスリンがでなくなるのは、Ⅱ型糖尿病悪化した時。。。
夫がまさにこれに当てはまる)
メタボ と アルツハイマー は つながる
軽度認知障害の方は、5年で半数以上が認知症を発症する
料理、昼寝、運動で 認知症発症を予防できる
料理 手順や献立の工夫が脳を活性化
昼寝 30分以内の短い昼寝はアルツハイマー病に有効
長すぎると夜眠れなくなり逆効果
運動 有酸素運動は脳を活性化させ
アルツハイマー病予防に効果あり
肝臓でIGF-1という脳の神経細胞を成長させる物質ができる
アルツハイマーで障害を受ける記憶を司る海馬が、軽い運動を
することで活性化し、そこにIGF-1がピンポイントで働く
こんなに アルツハイマー型認知症予防が解明されてきたのだから
前頭側頭型認知症にもきっと予防法があると、期待したい!!!!!