「 最近は天気の良い日がたくさんあって すっかり春!って感じだね 」
「 ワカメさん、おはよう! お日様の力を感じる季節になったね 」
「 二宮さん、暖かくなって背中に背負ってる薪は もうすぐ売れなくなるね 」
「 そうなんだよ、 だから今 新しいバイト先を探している最中なんだよね 」
「 どこか よさげなバイトありそう?」
「 ピザ屋のバイトは 原チャリの免許いるしなぁ 」
「 二宮さんって、今までにバイトとか経験あるの? 」
「 以前、飛脚のバイトしてた事があるけど 今はそんなバイト無いもんな 」
「 アンタ、いったい いつの話してんのよ!」
「 だって仕方ないじゃん! 、天明7年7月23日生まれなんだから!」
「 ちなみに俺と同じ誕生日に松方 弘樹や サンダー杉山がいるよ!」
「 逆に地味すぎて 悲しくならない? だいたいサンダー杉山って古すぎだしぃ 」
「 何か役に立つような 特技とかないの? 」
「 特別ないけど、 そろばん三級くらいかな 」
「 今となっては それは特別に役には立たないしねぇ 」
「 薪を背負ってるそのパワーが活かせるバイトがあるといいね 」
「 強いて言うなら 本とかも読んでいたいしな 」
「 今の世の中、そんな甘いバイトなんてあるわけないじゃん!」
「 ドヒャー! 俺の全てに 当てはまるバイトがあるよ!」
二宮さんの スマホスタンド!
「 頑張って、スマホスタンドのバイトをやるぞー!」
「 俺ならいっぺんに50個くらい背負えるし、やるなら今しかねえ!」
「 ・・・。」
「 アホらし、 帰ろうっと!」
西新宿の親父の唄 やるなら今しかねぇ