4月28日

本郷のホテルを出発して 国道2号線を東に向かいます。
この日も天気が良くて 母ちゃんのお喋りも快調に弾んでいます。
天気予報では夕方から天気が崩れると言ってましたが オイラがいる以上、雨など降らないでしょう(*^_^*)
標識を見ると、姫路は思ったよりも遠かった! 何しろ朝 出発した 「 本郷 」 という場所が何処にあるのか
広島県か岡山県か 全然分かりませんでした。 今見ますと、岡山どころか 広島の真ん中あたりにあります。
広島ってよりも、オイラの中では岡山の真ん中あたりまで 来ていると思ってましたから、
標識を見て 姫路って遠い! って、ガッカリしてしまいました。
国道をチンタラ走っていましたが 予定があるので 残り50キロ位の場所で 高速に乗って一気に進む事にしました。
ワカメ号は快調です! ナビも今日は調子良さそうです(*^_^*)
ところがこのナビは、トンネルに入ると その場で固まってしまいまして、
今回、長いトンネルを走った後、 すぐにインターがあり、そこで下りなきゃならなかったのですが
トンネルから出ても、衛星をキャッチ出来ずに しばらく固まったままになってまして
その間に インターを通り越してしまいました(*_*) 何とか復活しても、もうルートを越していますので
気が付いたオイラも、そしてナビも、オマケに母ちゃんまでもが パニックに!
次のインターを下りて ここまで来たならもう高速には乗らずに 下道で行く事にしましたが
ナビの言う通りに走っていたら プチ迷子になってしまいました。
さすがに1万円のナビです! 安いんだから仕方ないと諦めて それでもナビを頼りに進みました(^.^)
だんだんと街中に入ってきますと、母ちゃんがが独身の頃に ちょっとだけ居たという場所の地名に来て、
「 60年も前や、景色見ても全然分からんわ 」 と少し悲しそうな顔をしてました。
道も広くなり 都会っぽくなってきました(^^)
「 おっ? もうすぐ行くと 駅があるんとちゃう? 」 とか言い出していると、 姫路駅を指す看板があったのにはビックリ、
「 何となく分かるもんやな 」と言ってましたが さすがです!
そこからすぐに 姫路城がありました。駐車場も近くにあって楽々入りました。

こんなに天気が良くて、母ちゃんのサングラスが活躍しています!
姫路城は工事中になっていて 物々しい雰囲気でしたが それでも日本を代表する城です。素晴らしい城ですね!
それにしても外人さんだらけです。 休日になれば日本人も沢山来るのでしょうが、平日ですので、日本人はほんの僅かです。
日本人に見えても、近くに寄るとほとんどが韓国人でした。若い人はオール韓国人だ! って程です。
韓国は今、日本ブームなんでしょうか? 楽しそうに観光していますね!

ここに来て母ちゃんと二人で撮っている写真が何枚かありますが、これは全部 外人さんが 撮ってくれました。
それも、向うの方から 「 二人の写真を撮ってあげましょう 」と言って 撮ってくれるのです。
これには感激しましたね(*^_^*) 3人の外人さんから撮ってもらいましたが、すべて白人の方でした。
日本語も達者でしたので、おそらく長期滞在の人だと思いますが イナカから出てきた親子連れをみて わざわざ言ってくれたのでしょうかね、


「 外人さん、優しいで!お前も人の痛みが分かる子にならにゃいかん! 」
母ちゃん、もう外人さんの優しさにウットリ!
ここで どうしてオイラが 外人さんと比較されなきゃならんのでしょうか! 訳解らん(=_=)

松平健が出て来そうですね
でも天守閣の大きさは会津の鶴ヶ城のほうが大きいですなぁ

何処に行ってもこんな感じ、日本人に見えるほとんどがハングル語でした(*^_^*)
帰りのお土産屋で、「 何かひとつ、記念になる帽子でも欲しいなぁ、 」 と言っても、今頃 探したって そんなにいいモノなんて
見つかる訳ないでしょう(`´) 時間が長くなるのが面倒だから 母ちゃんが一番最初に手に取った帽子をみて
「 おっ! それいいじゃん! それがいいよそれ! 」と、おだてて、「 ほうか? 」と言わせて買ってしまいました。
会計をしている間、 その隣の方が いいなぁとか思ったのですが 面倒なので何も言わずに買いました^^;
店を出たら母ちゃんは 「 さっき、隣にあった帽子の方が良くなかったか? 」 とか訊きましたが
オイラは 「 それでいい! 」 と言って、早々に立ち去りました。

さっそく新しい帽子を被って 歩きます。
駐車場手前でアイスクリームを買って、ワカメ号に乗り込み、そこでアイスを食べましたが
その間、オイラは 『 面倒臭がらずに ちゃんとみてあげれが良かったなぁ 』 と、後悔しました。
後悔しながらも、お土産屋に行く事も無くワカメ号を発進させました。
助手席で 「 この帽子に 何かブローチでも付けたら よくなるかしらん 」 とか言ってましたので
そうとう気に入らなかったのだろうな^^; って感じました。
少し可哀そうに思いました…。 大いに反省(-_-)

「 アタイ、 お母さんの顔 忘れちゃった、 」

