


会社の知人のバイクが調子悪くて、修理の依頼が来ましたので
バイクをオイラの車で 師匠の所に持って行きました。 修理依頼の内容は
とにかくエンジンの調子が悪く
・アイドリングがきかない、
・マフラーから出る煙の量がハンパじゃない、
・キャブ、KIPS、のオーバーホール
・リヤサスの動きが悪い
と、こんな感じでしょうか、

多分、20年程前の KDX125です。まずは外装を外しました。
外装の緑色の部分は、再塗装して キレイでした。
まず、キャブの点検から! 古いバイクなのでゴムやプラスチック関係は硬くなってますね^^;
気を使ってキャブを外します。 で、中身は…

動く部分や当たる部分がかなり減ったり擦ったりしていました^^;
「 いやー! こんなにキズや、当たっている部分が減っているキャブは初めてら! 」 と、申していました^^;
洗浄して穴を確認していたら 「 どんな感じか乗ってなかった! 」 と 云う事に気づいて急きょ試乗!

キャブを付けてから 試乗してない事に気づき、初めて乗ってみる師匠^^;
低速が全くないピーキーなエンジン、 もちろんアイドリングは効きません!
「 あれー? これ、軽く焼きついたとかしてない? 」
という訳でシリンダーとピストンを調べていると、


ピストンは横から吹きぬけている痕があるもののキズはありませんでした。
同様にシリンダーにもキズは付いていません、

点検中の師匠(^^)

ただ、どうしてこんなに 掃気ポートに カーボンの ベタベタが付いているのでしょう!
燃焼したガスが逆流しているんでしょうかね^^;
エンジン関係は消耗品を交換する事にして、ひとまず終わり!
次は リヤサスの オーバーホールです。
取りあえず リンク関係をバラしてみます。

リンク回りのシャフトが錆ついて中々抜けませんでした。
何とかシャフトを抜くと 一体式のローラーベアリングがポロポロと落ちてきて
中を見ると ただの錆の塊みたいになってます!

これではサスペンションもマトモには動かないでしょう^^;



「 ボク、師匠んとこにいる セル君だよ!」

今日はこれでおしまい! 後は部品が来てから 再開です。
どうも ご苦労様でした! 部品が来たらまたヨロシクお願いしますね( ^^) _U~~

「 そのロールパン、ちょこっとだけ ちょうだい! 」

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