タムロンSP AF17-50mm F/2.8 XR Di Ⅱ

『素晴らしい描写力を持ったレンズ』
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キャノンEOS40Dを購入したときに、思い切って同時に手に入れたレンズがこれです。
以前、「キャノンEF17-40㎜ F4.0L USM」を使っていて（現在はありません）、同じような焦点レンジのレンズが欲しいなと思っていました。
このレンズはF2.8通しだし、長焦点側が10㎜伸びていますので使い勝手はいい筈です。
実質的には27-80㎜相当の画角を持つレンズに匹敵する画像を得ることが出来ますので、常用レンズとして申し分のないスペックがあります。

昨日はこのレンズをメインとしてポートレートを2,000枚ほど撮影して、それは確信に近いものとなりました。
ポートレートは事務所との約束で公開することが出来ませんので、今日は別カットを撮影してきました。
以下、その結果をレポートしたいと思います。

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これは光が丘公園にあるバードサンクチュアリで撮影したものです。
鳥はカモとアオサギがいましたが、ちょうど青空も見えていましたので普通に撮影したものです。
プログラムAEですが、F9.0 SS1/320秒（露出補正なし）で17㎜で撮影したものです。
オリジナル画像をリサイズしていますので分かりにくいかもしれませんが、画面全般的に高い解像力があります。

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こちらは同じ焦点距離ですが、絞りを開放（F2.8）にして撮影しています。
2枚目のカットとの違いは認められないかもしれませんが、さすがに開放絞りでは周辺光量が少し落ちています。
よく比較すると、こちらのカットの四隅が微妙に暗く見えているのがお分かりになるかと思います。
APS-C専用レンズとはいえ、この程度の周辺光量が確保されていれば、実用上は問題にはならないでしょう。

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これは3枚目と同じカットをSILKYPICSというソフトウエアで周辺光量を補正したものです。
デジタルですから、自分の理想に近い状態に仕上げることは可能です。
こうすると、2枚目と殆ど違いのない画像に近づけることも夢ではありません。

フィルムですと「覆い焼き」という特殊なテクニックが必要となってきます。
それをパソコン上でちょちょいのちょいとやっているんですね。
なかなかいい時代になったものです。

総合的に見て、このタムロンSP AF17-50mm F/2.8 XR Di ⅡはAF速度も速く、解像度も高くて安心して使えるレンズです。
APS-Cサイズのデジタル一眼レフ用の高性能標準ズームをお考えの方には安心してお勧めできる製品となっています。
私もつくづく買って良かったと思っています。