写真ざんまい!デジタルざんまい!

写真やカメラ、そしてパソコンやデジタル機器などについて勝手気儘に綴るページです。

錦秋の西沢渓谷訪問記(2)

2008年11月01日 | 
いよいよ渓流と滝の連続となります



西沢渓谷というくらいですから、渓流もまた見事なものがあります。
足元に気をつけながら進み、時には写真を撮ったりします。
この日は観光客の数が半端じゃなく、うっかり狭いところで立ち止まろうものならば、渋滞の列が出来かねません。
遠慮しつつの撮影となってしまいますね。

これは「三重の滝」から歩いて10分ほどの場所にある「人面洞」です。
吸い込まれそうな青い淵が印象的です。




↑の「人面洞」より歩くことさらに10分の地点にある「竜神の滝」です。
遊歩道からかなり距離があるため、近寄ることはほぼ不可能です。
前に釣り人がここにいたので降りる道はどこかにあるとは思いますが・・・危険ですね。

この後は、「貞泉の滝」→「恋糸の滝」→「母胎淵」→「カエル岩」→「方杖橋」と進んで、いよいよ西沢渓谷の白眉とも言える「七ツ釜五段の滝」へと至ります。




これが「七ツ釜五段の滝」ですが、五段を全て一望することは出来ません。
この場所からですと、辛うじて二段目の滝の一部までが見えるくらいで、最上段の滝は見えません。
その最上段の滝を見るためには、少し急な階段を登っていく必要があります。




「七ツ釜五段の滝」の上の部分が見える地点にやってきました。
そうそう、これが見たかったんですよね。
今までは5月から8月の間にしか訪れたことはなく、紅葉の時期は初めてだったんですよ。
観光ポスターにもなるくらいの場所ですから、掛け値なしに綺麗だと思いますね。




「七ツ釜五段の滝」を後にして暫く歩くと、遊歩道から望む最後の滝である「不動滝」に着きます。
この滝もそれなりに距離があって、納得のいく写真を撮るのは難しいところです。
少し前までは滝を正面に眺める地点まで行ける道がありましたが、崩落が激しいため、現在は立ち入り禁止となっています。




「不動滝」からは、渓谷の遊歩道で一番キツイ登りを行くことになります。
階段が整備されていますので、楽といえば楽ですが・・・普段運動不足の人は顎が出るかもしれませんね。
えっ、私ですか?・・・全く問題はありませんでしたよ♪

登りきると、そこは緩やかに下るトロッコ道が待っています。
その昔、木材を運搬する森林軌道が西沢渓谷にありました。
詳しいことをお知りになりたい方は、↓のリンク先をご覧下さい。
廃線レポート「西沢森林軌道」




これは進むべき道ではなく、下にある渓谷になだれ込むような急斜面を撮影したものです。
写真では緩やかに見えてしまいますが、推定斜度50度はあるでしょうか。
覗き込むとちょっと怖いですよ。
まぁ、足を踏み外したら助からないでしょうね。




トロッコ道である遊歩道には色とりどりの落ち葉が目を楽しませてくれます。




西沢渓谷山之神です。
我が家にも「山の神」はいますが・・・(笑)




てくてくと歩いた西沢渓谷もいよいよ一周が終わる地点にさしかかりました。
これはネトリ橋(ダンプも通ることが出来る立派な橋梁)から望んだ吊橋です。
但し、この吊橋は危険なため歩いて渡ることは出来ません。

西沢渓谷は一周約4時間ほどの行程ですが、何だかんだ写真撮影していると6時間以上はかかります。
因みに、私は7時間もかかってしまいました。
撮影が目的であるならば、朝一番で渓谷に入るほうがいいと思います。

二回に分けて西沢渓谷訪問記を公開しましたが、駄文をご覧いただきありがとうございました。
引き続き、「Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ」でその際に撮影した写真の数々を公開していきます。
不定期更新ではありますが、是非ともご覧下さい♪