Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

苦闘!箱根駅伝

2009年01月02日 | スポーツ
想像を絶する激しさ、そして厳しさ

(1)


今年も恒例の箱根駅伝の応援に行ってきました。
昨年に引き続いて山登り区間である5区で、想像を絶する激しさと厳しさが待ち構えています。
さらに、ここは一段と傾斜がきつくなる地点で、各選手の苦しい表情がそれを物語っています。

これは城西大学の高宮祐樹選手の苦悶の表情を捉えたカットです。
惜しくも23位とはなったものの、彼の走りには感動しました。
多分、来年もここを走ることになると思います。
この走りが復路、そして来年へと繋がることでしょう。

撮影地:神奈川県箱根町(5区・中間地点)
撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO(共通)
撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/500秒 f/8.0) -0.7EV 249㎜(398㎜相当)
撮影年月日:2009年1月2日(金)



(2)


往路優勝を果たした東洋大学の柏原竜二選手の鬼神の走りです。
小田原中継所で襷を9位で受け取ると、7人を抜き去って2位に浮上しました。
さらに19km過ぎで早大をとらえ、早大との4分58秒差を一気に逆転してトップでゴールしました。

東洋大学に初の往路優勝をもたらしたばかりか、“山の神”今井正人選手が持つ1時間18分05秒の大記録をあっさりと塗り替えてしまったではありませんか。
この1時間17分18秒の新記録はそうそう破られることはないでしょう。
伝説になるであろう柏原竜二選手の走りを、この目で実際に見ることが出来たのは素晴らしいことですね。

撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/320秒 f/10.0) -0.3EV 135㎜(216㎜相当)


(3)


毎回のことではありますが、大会関係者の皆様の働きには頭が下がります。
いかに仕事とはいえ、かなりの重責を担ってのことです。
こうして箱根駅伝を毎年観戦できるのも皆様のお陰です。
本当にありがとうございます。

撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/500秒 f/10.0) -0.7EV 119㎜(190㎜相当)


(4)


さて、場面は変わって激しい順位争いとなっています。
中央大学の大石港与選手、東京農業大学の貝塚信洋選手、東海大学の河野晴友選手です。
それぞれ11位、12位、21位での往路のフィニッシュでした。

撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/640秒 f/10.0) -0.7EV 154㎜(246㎜相当)


(5)


やって来ました「関東学連選抜」の我が母校・法政大学4年生、姜山佑樹選手です。
彼は昨年もこの5区を走りましたが、来年3月には卒業ですから母校の襷をかけて箱根路を走ることはないでしょう。
よく頑張ってくれました、ありがとう!!

撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/500秒 f/8.0) -0.7EV 249㎜(398㎜相当)

【追記】
 母校である法政大学の選手のアップがないのはなぜか?
 それは声が届く場所では声援を送り続けたからです。
 ずーっと写真を撮り続けるだけでは応援に行った意味はありませんから・・・