先日の「iPOD nano内蔵コードレスヘッドフォン」に続くネットで見かけた強引な商品シリーズ第二弾!
サックス用消音器 e-sax
通常と同じ音響モードを実現しながら、アコースティックに消音する方式を採用・・・・だそうです。「世界一小さな防音室」というフレーズもあり。左の使用写真を見たら一目瞭然ですが、サックスをケース大の「防音室」の中に入れて、両手も穴から突っ込んでいつものように演奏。音はケース内でさえぎられて外には出てこない。内部にはマイクロフォンがセットしてあって、マイクで拾った音をヘッドフォンで聞く、という仕掛けです。(説明しなくても見ればわかるか)
素人考えでは、こんなに仰々しく作らなくてもベルの周辺だけカバーすればいいのでは、という疑問もありますがきっとダメなんでしょう。
最初はいわゆる冗談商品かと思いましたが、管楽器専門店が大量に仕入れている写真を見ると、けっこう需要はあると見込んでいるようですね。まあ確かにこの楽器は音でかいから練習場で苦労することも多いんでしょう。
47,500円だそうです。手を入れる穴の部分からの音漏れが心配です。あと重量もかなりありそうな。首への負担が心配されます。
それにしても体自体の動きは少ない管楽器ならではですね。ヴァイオリン用とかちょっと想像できません。逆にボントロ以外の金管だったらこれよりシンプルに作れそうですね。バルブ3つくらいしかないから。
ところでこれ、ヤフオクで偶然見つけて大喜びして書いちゃいましたが、管楽器の世界ではこの手の商品が珍しくもなんともないって可能性も否定はできないですね。そんときゃごめん。俺、弦しか知らないんで。
管楽器も(特に木管)、楽器全体が鳴るのでベルの所だけ押さえても駄目でしょう。どうしても、全体を押さえるか、自然な発音を止めるしかないんじゃないかな。発音源が広がるので、逆位相ぶつけるというのも無理でしょうし。
重量は2.2kgということだから、立って演奏を続けるのは大変でしょうね、 www5a.biglobe.ne.jp/~bestbras/bestbrass07_026.htm みたいに座って吹くのが吉でしょう。
# サックスはともかく音がでかいんですよ