昨晩。妻の風邪が悪化して家で寝ているのに、私は仕事のお付き合いで懐石料理。ああ、サラリーマン。
某出版社のシャッチョさんに懐石遊膳・北鎌倉「円」というお店に連れてってもらいました。北鎌倉のお店が天王洲アイルに出してる支店だそうです。
だいたいにおいて天王洲アイルという駅で降りたことがなかったです。私にとって湾岸は遠い未知の世界。ずいぶん遠くに呼び出されて困ったと思っていたのですが、調べてみると埼京線--りんかい線のライン上ではないですか。乗り換えナシで自宅まで30分圏内。なあんだ。
で、初めて見た天王洲はやっぱし未来都市でした。私の生活圏にはこのような風景はないですね。去年、品川の再開発を見て驚きましたが、ここもそれ以上です。完全なオノボリさんになって未来都市の見学をしていました。それにしても、夜6時でずいぶん人通りが少ない。一見、巨大な経済圏のようにも見えますが、人がこれだけ少ないとすると実情はけっこう寒いのかも。
「円」はシャッチョさんが「私の知る限りでは一番おいしい」ということでした。かつて「現代日本料理大系:素材百珍」という和食の全集を出した方のおっしゃる事なのでそれなりの重みはあります。
地熱早生の筍、ふわふわに蒸したトコブシ、幻の葉山牛など、次々と出される料理は京風でとても美味しかったです。ぶっちゃけ懐石なんてそんなに食べなれたものではないので「一番」と言われても判断のしようがありませんが。演歌しか聞かない親父にオーケストラの聞き比べをさせるようなものでしょうか。
私にとって美味の基本条件って「口いっぱいにほおばる」ということだよなあと思いました。
某出版社のシャッチョさんに懐石遊膳・北鎌倉「円」というお店に連れてってもらいました。北鎌倉のお店が天王洲アイルに出してる支店だそうです。
だいたいにおいて天王洲アイルという駅で降りたことがなかったです。私にとって湾岸は遠い未知の世界。ずいぶん遠くに呼び出されて困ったと思っていたのですが、調べてみると埼京線--りんかい線のライン上ではないですか。乗り換えナシで自宅まで30分圏内。なあんだ。
で、初めて見た天王洲はやっぱし未来都市でした。私の生活圏にはこのような風景はないですね。去年、品川の再開発を見て驚きましたが、ここもそれ以上です。完全なオノボリさんになって未来都市の見学をしていました。それにしても、夜6時でずいぶん人通りが少ない。一見、巨大な経済圏のようにも見えますが、人がこれだけ少ないとすると実情はけっこう寒いのかも。
「円」はシャッチョさんが「私の知る限りでは一番おいしい」ということでした。かつて「現代日本料理大系:素材百珍」という和食の全集を出した方のおっしゃる事なのでそれなりの重みはあります。
地熱早生の筍、ふわふわに蒸したトコブシ、幻の葉山牛など、次々と出される料理は京風でとても美味しかったです。ぶっちゃけ懐石なんてそんなに食べなれたものではないので「一番」と言われても判断のしようがありませんが。演歌しか聞かない親父にオーケストラの聞き比べをさせるようなものでしょうか。
私にとって美味の基本条件って「口いっぱいにほおばる」ということだよなあと思いました。
湾岸方面はビッグサイトに行ったり来たりばっかりのような気がします。たまには違う所にも行ってみないと。
# リンク先からお店のURLっていうのをクリックして脱力しました :-P いや orz か。
ちぇーっす。しゃらくせーっ!
永遠に腹いっぱいにはなんねーです。最後にごはんと汁と漬物が出ましたが、ごはん2回もおかわりしてしまいました。
自腹だったら行かないな。
あれは酒の肴が延々と続いて最後にご飯+味噌汁+お新香で上がる、と言う摩訶不思議なコースですな。酒を楽しむだけの為に存在する、と言いきっても過言ではないと思うが如何に。やっぱメインに、ドドーーンという大量のご馳走がないと寂しい。
一方量とドドーン言えばイタメシ。イタメシは最初に水とワインとバケット一山のパンを少なくとも30分以上かじりながらアンティパスタをまって、その次にパスタを、しかも山のような量をたべて、そしてサラダと呼ぶのも気恥ずかしい気持ちばかりの野菜の乗ったお皿で、実はエビとか肉とかが主役のものをいただいて、そしてメインは魚と肉の固まりそれぞれを両方平らげて、その上デザートに果物、そしてカプチーノとジェラートにケーキの止め、という大食漢こーす。流石の僕も昼から食いねぇ食いねぇ責めは閉口というか開口しっぱなしだった。でも幸せね。しかし、日本のイタメシやさんはイタリアに比べてだいぶ量が少ないけどね、半分にも満たない。何でやろ?日本人は食が細いのかしらん??
本場イタリアンで6時過ぎから12時までのコースが二日続いたら、さすがに「マイッタ、ごめんなさい」状態でした。(でも、また食べてみたいけど)
まったくですね。
昨日の私の書いたのを、もしも山岡ゆうこさんが読んだら
「この人は食事のことを『単に空腹を満たすための時間』としか考えていないわ! 歴史ある日本の食文化を、量が少ないという理由で貶めるようなことを書くなんて、なんて貧困な考え方なんでしょう」
とかボロクソに叱られてしまいそうです。そして旦那やら義父やら新聞社の社主とかにもいじめられることになります。
すいません。食事は本当に美味しかったんです。
私の柄に似合わないちょっとスノッブな雰囲気にちょっと自虐してしまいました。
イタリアンの正式なフルコースを食べたことはないですが量が多いということは聞いています。少ないのも困りものですが、多すぎるというのはもっと困りますね。
新しく行ったお店で注文する時に、この店の「一皿」ってどれくらいなのかが大変気になります。
普通に大目のコースが終わったと思ったら、そこで中休みのデザート。気を取り直して後半戦のコースが始まる。
一品一品は美味しかったりするので、それなりに食べてしまうと途中から途方に暮れるのです。
一食で、明らかに通常日本人の食事の1.5日分はありそうでした。ハーフというか、普通のコースで十分です。
スカラ座横のビュッフェ(だったかな?)で横のテーブルの小母さん達の食べる量!!サラダなんか申し訳ばかりのレタスの上にドドーーンと40cmはあるロブスターを一人一皿、うーーんやっぱ一人一山だな。
で、僕は何を食べたかというと、リゾ・ミラネーゼ。洗面器いっぱいのイタリア式ミラノ風おじやね。それだけで降参。勿論その前に生ハムとイチジクのアンティパスタと、料理が出てくるまでに水とワインでおなかをふくらませるバケットいっぱいの、しかもお代わり自由のパン。都合2時間の短い夕食でした。
その小母さん達と僕らはほぼ一緒に始まったんだけど、超特大ロブスターサラダを見たのは僕らが帰る頃。その後はどう為ったのかは知りません。
イタリア人。お腹いっぱいになったら吐き戻して、また胃袋を空けてから再び食べ始めた人たちの末裔ってことか。
でも、多すぎてもイタリアンならまだいいですよね。だって美味しいから。これがフレンチだったら(以下ゆうこちゃんにまた叱られるので略)