Zapf 2004-2011

2000年代の暮らし。自転車・ゴルフ・Yセツ・城・リコーダー....
今に続くいろんなことが芽吹いた季節

インドネシアでワシも考えない

2004年07月06日 | Diary
かの国の歴史や風土や文化に触れず、拠って自らをも振り返らない旅。まあ、そんな感じで。

ぶっちゃけ、どこでも良かったのだ。「プール付きのヴィラ」だったら。せっかく外国に着たのだから時間を余らせてはもったいないと、お仕着せのオプショナルに申し込んで、それほど報われずに体力と費用だけを消耗することは避けたかった。かと言って語学力も根性もないので、自分たちで地元民の風習や文化に触れるべく、生活の中に飛び込んで行く事もできない。何よりも(こんなことを書くのは気が引けるのですが)不潔が苦手。
ちょっと贅沢っぽい滞在型のヴィラに決めたのはそうゆうマイナス志向の結果。しかも今回は勤続20年で、妻の会社から一人分の旅費は出る。THE BALE というホテルは2000年くらいの開業。バリ島はいくつもヴィラが売りのホテルがあるのだが、ここは他と一線を画すモダン・コンセプト。こげ茶の木材と漆喰の白以外に室内に色はない。バリ風の装飾過多の家具も存在しない。さらに16歳以下入場禁止という思い切った方針。ほとんどの客がチェックイン後に部屋からほとんど出てこないというのもあながち嘘ではない。

ではまずヴィラの概要から。
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部屋の左側。プールの前のドアは洗面所に通じている。
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右側は寝室兼リビングに通じるドア。その外に室外ベッド「バレ」がある。この写真はプールの中から撮影。
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プールは4m×8mくらい。マジメに泳ぐのでなければ十分な広さ。ネットで見た他の人同様に水着は一切着用しなかった。この写真も二人とも「ポン」です。(ただこれは部屋の位置によっては無理な場合もある)
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外から撮影した夜の室内。右手の棚にテレビとKenwoodのステレオがある。
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室内の風呂。例によって水位の低い使いにくいもの。奥にはさらに室内シャワーと室外シャワーが。
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天井を見上げる。屋根だけが唯一の「バリ風」。見ての通りベッドルームからバスルームまで壁というものが一切ない。完全なワンルーム仕様となっている。
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プールの部分だけ壁が切り取られている。水は常に足されていてあまった水はここから外に流れていく。この壁の切れ目が部屋によっては外の道から見えるので、そういう部屋では「ポン」で泳ぐのは勇気がいるだろう。
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芝生の上でスイングのチェックをする妻。もしくは傘を振り回す妻。インパクトの瞬間ヘッドは回転する(のか)
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当然だが、一日の大半は外のベッドで寝転がっている。太陽の下は暑いが、ここは海風がさわやかで極楽。
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立派なレストランもあり、ベルギー人シェフが腕を振るっているらしいのだが、客の姿はほとんど見ない。みなレストランと同じ料理をルームサービスで部屋に運ばせてしまうのだった。我々も以降はそれに倣う。
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こんな感じ。すごく気楽。料理はインドネシア料理、もしくは少しバリ風を装ったフレンチ。そう驚くほど美味しいわけではないが、巷では評判のようだ。
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最後の夜。外だと多少の虫がいて、それを避けるために室内に机を移動して晩餐会にした。さすがにそんなことをする客はいないらしく、料理を運んできたインド人のギャルソンが「OH!」と驚いていた。インド人もびっくり。

外の風景編。
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敷地は丘の斜面にあって、フロントが一番下の建物。そこからセンターにこんな階段。途中左右に分かれる小路があって各ヴィラへと続く。この写真にも写っているがとにかく掃除にかける情熱と手間が尋常でない。
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小路を行く妻。読むものが尽きたので図書室に本を借りに行くところ。
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図書室の書棚。「破線のマリス」もありました。ここにはノートパソコンが1台あって自由に使えるのだが、不安定なダイヤルアップでほとんど使い物にはならなかった。
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敷地続きでゴルフ場。ゴルフ好きな人には尚いいですね。しかし、あの太陽の下を歩くのか?

観光編。
さすがに5日間部屋にこもりっきりという訳にはいかないので多少買い物や観光もしました。このホテルはヌサドゥア内であればいつでもどこでも車で送り迎えサービス付き。

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断崖の上に立つウルワツ寺院で夕陽と猿を見て、そのあと海岸でバーベキュー・ディナーというオプショナルツアー。

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買出しと近所の散策

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アートセンターで1ヶ月続く祭り。そこで行われていた民族衣装のファッションショー。

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レゴンダンスのショー付きの夕食。この辺は最終日。昼の12時にチェックアウト。で、成田への飛行機が23次50分発ということで、その間の時間つぶしにHISの車とガイドをチャーターして案内してもらった。

えー・・・特にまとめの言葉もありませんが(すまん、これ書いてて疲れた)、とてもたのしかったです。おわり。




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