2週間後には沖縄。週末は自転車練習しなきゃと思いつつ、天気予報見ると雨。
私の部屋の蛍光灯が切れたり、会社に履いていく靴がなかったり、単三電池がなかったりだったので、チャリは諦めて昼食がてら池袋へ。
最初は前から話していた餃子スタジアムに行こうかと言っていました。でも、サンシャインに向かう途中の通路に9月オープンの新しいオイスターバーの広告が貼ってあって、生牡蠣の写真にやられてそっちへ行っちゃいました。
GUMBO & OYSTER BAR 池袋サンシャイン店。
実は牡蠣には目がなくて、生牡蠣がメニューにあればかなりの確率で注文してしまう牡蠣男なのですが、オイスターバーというのには行った事がありませんでした。
ここの店は「ニューヨークスタイルのモダンカジュアルな店内」って奴でした。店員がなぜか黒服でホスト風。
最初にシャルドネを1本もらって、牡蠣料理が並ぶメニューを眺めながらワイン飲み。とりあえず様子見で「世界の牡蠣の盛り合わせ」を注文。ひとつのお皿に6つの違う産地の牡蠣が並んでます。ぶっちゃけ北海道のナントカ産のが圧倒的に美味しかったです。オーストラリアのどこぞのとか、カリフォルニアのどこぞのとか、忘れちゃったけど北海道産の横に並んでいると、その程度の味でわざわざ輸入されて来たんかいという感じ。でもまあ生牡蠣だというだけでそこそこ旨いけど。
問題はその後で、ワインに合いそうな牡蠣料理を決めて注文したところ、この時間帯(ランチタイム)だと、ランチメニュー以外の料理は時間がかかるという。それも30分以上。お客様にご迷惑とか言ってるけど要はやりたくないらしい。満席でもなく、従業員も掃いて捨てるほどタムロしてるのに。
瞬間的に「この店は使えない」と判断した私たちは、ランチのリゾットだけ大急ぎで食べて速攻で店を出ました。
そのままエスカレーターでナンジャタウン餃子スタジアムへ。若者でにぎわう餃子タウンに入り、京都福吉の三色餃子と博多鉄鍋荒江と先日ゴルフの帰りに食べた静岡石松餃子をビール片手に次々と制覇。
どこも美味しかった。30分でこれだけの種類の餃子を一気に食べられるというのはやっぱり便利な施設でしょう。
餃子1人前が500円くらい。これ1人前でさっきの生牡蠣1個と同じ値段です。ビバ餃子。
食べながら妻に「今日のBlogのタイトルはなんでしょう」と聞いたら「牡蠣とか餃子とか」と当てられてしまいました。
満足したけど食べすぎやね。
「物には限度、風呂には温度」(菅原正二:ジャズ喫茶ベイシー店主)
「君子豹変す」(長岡鉄男:オーディオ評論家)
「人生とは、食べることだ」(ポリネシアの格言)
ポリネシアの格言は続きがあって「人は食べなくなったら死ぬ」という深みのある言葉が続きます。
僕はこれらの言葉を人生の3大指針として日々好い加減に生きています。特に3番目のポリネシアの格言は素晴らしい指針です。ですので目の前にある食べ物は何でも食べるように常に心がけています。食べること即ち、それが生きる事だからです。だから生牡蠣が目の前にあればなんら躊躇することなく手を出します。
Enjoy your life!!
「過ぎたるは及ばざるが如し」とか「腹も身のうち」や「腹八分目」といった言葉とは無縁です。
コワスギルー。
それにしても、そんなことがあっても全然めげないで、生牡蠣の到着を楽しみにしているとは、さすがじゃ。
僕はシンガポールで生牡蠣を食する度に必ず中る。3度も当たっている。只一寸タイムラグがあるのが厄介。一度は夜中に七転八倒の大騒ぎで家族を不安がらせたし、もう一度は朝出社してからおかしくなった。後者のときは造船所のインド人の医者まで連れてかれて、熱を測るのと目の下を見る、そして一言二言の問診。、「何食べた?」「牡蠣、生で」「口あけろ」、そしたら看護婦がいきなり人の口を抉じ開けて白い250ccほどのドロドロした飲み薬を無理やり飲ますって寸法。参ったよ。でも数時間後に回復。流石にその晩は生牡蠣は食べず。オイスターエッグも遠慮した。
牡蠣は正露丸効かんよ。
流石にガスパッチョと風俗は連想しがたい。因みにシンガポールやマレーシアだとバクテが良いそうです。骨付き豚とか鶏を薬草で煮込んだ長時間煮込んだスープ。場所によっては鼈もありますね。で、驚くほど安価。
たいていの場合は、トイレに一回行けば、あっさり直ってしまう程度だ。でも食当たりとか最悪食中毒になると、そう簡単には治まらないんだろうな。自分はやったことないから分からないけど、数年前に妻が寿司に中って入院したことがある。こわいよー。
今年、能登に行った時にどっかの港の海産物即売所みたいなところでメチャメチャ旨そうな岩牡蠣を売っていたのに我慢して食べなかったのは、それが団体のバス旅行だったから。
移動中のバスの中でひとり腹痛に苦しんでいる姿を想像すると、ひと時の快楽も我慢したくなる。自宅や、宿や街中だったら、まあ、どこかにトイレがあるだろうから安心です。
ダミアンの殻剥きおじさんの話を読んでちょっとそんなことを思いました。
昔は鉄の胃袋だったので、怖いものなくてよかったなあ。
餃子と風俗。
意味はわからんが違和感もないな。
「ガスパチョと風俗の街」とかあったら、なんかこわいです。
昨年の春に宇都宮大学までリクルートに行ったついでに昼と帰りに計3軒試してきました。味は合格。ただ、街を挙げて餃子餃子しているのは、とっても不気味。でももっと不気味なのは昼なのに風俗がいっぱい呼び込みしているってこと。ほかは静か。だから宇都宮駅前は餃子屋から漂う匂いと風俗店の一寸控えめなお兄さんたちの呼び声だけ。餃子と風俗、どういう関係があるのだろうか、と首を傾げても大蒜くらいしか思いつかない。そんな単純な理由でしょうか?それにしても餃子屋と風俗、どっちが多いのだろうか。
また来春も行くとき調べてこよう。
ちなみにヒューストンでは生牡蛎よりもケイジャン、クレール料理をよく食べてました。(まぁ、牛の肉の方がもっと食べましたけど)
シーフードレストランの入り口にオイスターバーが付いているというのは、結構あっちこっちにあるスタイルでしたね。シーズンになると、牡蛎剥きおじさんが専用スタンドを出して、ぽいぽい剥いてるんですが、時々ほんの一瞬クビをひねって、ゴミ箱とおぼしきバケツに入れたりするんですよ。でも、それは素人が見ても差がわからないようなものだったりするので、「あぁ、プロに任せるのが安心だなぁ」と思わせてくれるのでした。 (本当に、正しい選別をした結果なのかは知りませんけどね。気分気分)
でも、自分で剥くと結構疲れますね、あれは。やっぱりうまい人に剥いて頂くのが一番ですね。
僕はポンドのときはkgの9掛け、ドルは100円換算の1割り増し、と大雑把に捉えちゃっている。でも次回からこの機能、使おうっと。
蟹の件は反応したかどうしたか忘れたが、岡山に居たとき知人の釣りキチさんが鳥取で買ってきたものを生のままその足をボキボキ折って、七輪で焼いたのが一番美味だった。
ロブスターも活きが良いのが一番の理由だろうし、また手を掛けていないのも一番の理由ではなかろうか。3人でバター1ポンド使った。
牡蠣はそろそろ奥さんの実家の御祖母さんの気仙沼の実家から届くころ。僕と奥さんしか食さぬ故、初日は生と網焼き、翌日にフライか鍋、と贅沢な連荘。
とは言え、牡蠣好きの身としては色々国内のもの試したが、岡山の虫明か日生の小ぶりの物が好み。東京では入手難しい。贅沢だ。
>>茹でた物を穿くり出して溶かしバターをたっぷり付けて食べる
これは旨いだろうなあ。
前に実家で活きた毛蟹を茹でた話を書いたけど、茹でたて焼き立てにかなうものはないよ。
そういう意味では料理人というのは最初から勝ち目のない戦いをしているとも言えそうだ。
・新鮮な生が一番。
↓
・活きのいいのをただ焼く、もしくはただ茹でて、塩か醤油かバターかさもなくばその中の二つを組み合わせたものをちょとつける
↓
・凝った料理に仕上げる
という順番で美味しさが失われていくことが多い。例外はあるけど。たいていの場合、手のかかったソースより塩の方が美味しいと思う。例外だとアメリケーヌソースは好きだけど、あれも結局は甲殻類のエキスみたいなもんだよなあ。
江ノ島のサザエは千葉産なんですか。
ダミアンはひょっとすると生牡蠣とかダメかもなと思いながら書いていましたが、食べられるようですね。よかった。
それよりも忘れがたいのは其処の併設と言うかメインのシーフードレストランで食べたロブスター。3ポンド物の半分のサイズを30ドルで食べたら即刻病み付き。茹でた物を穿くり出して溶かしバターをたっぷり付けて食べる、と言うとっても不健康な食べ方。でも美味しいモンネー!これはビールよりワイン。
特大ロブスターに目覚めてしまったからには食べずにはおられない、と言うわけで何度かスーパーで生きている超特大5ポンドものを東京から現地に出向している後輩の家にその奥さんの分とあわせて3匹買って行って食すと言う大贅沢三昧を繰り返した。
そのロブスター君たち、今わの際の茹でられている様はまるで温泉に浸かっている様で本当に楽しそう。アパートから持参の特大鍋の縁に鋏を乗せている姿は我々人間様が温泉に入っている様子と瓜二つ。旦那、良い湯でんなぁ、と声掛けたくなりました。ナ分けはないだろうが、迫り来る美味への期待に煽られ兎も角見ていて我々大笑い。動物保護団体が卒倒する光景なんだろうなぁ、と話しつつその時間の本当に待ち遠しいこと。僕は3~5ポンドもの1匹と地ビール2本にチリワイン1本で完全に幸せになった。普通は3ポンドものなんか食べ終えるわけはない大きさ。僕の食べたものには鋏が僕の左の手の大きさのものがあった!!!! 後輩の奥さんは半分を明日のサラダにしていた、と思う。
因みに一ポンドで8ドルだったと記憶、超お得。
ただ、ランチタイムにランチタイムメニュー以外のものを注文して欲しくなかったら、最初からメニューを別にしたらどうですか、ということですね。
メニューを眺めながら飲み食いするのが好きなのです。昨日も10分以上メニューを見て、どれを食べたら一番効率いいのか熟考してから注文したのに、食べられなくて残念でした。
デート用の店です。私ら夫婦とはコンセプトが違いました。店に罪はないです。
私が行きたいのはフランスの小説に出てきそうな海辺の立ち食いのオイスターバー。カウンターの裏に牡蠣が山積みになっていて、お店の人が無造作に殻を開いてくれるのをレモン汁とシャブリで次々と喉に流し込んでいくの。1個90円くらいでね。
そんな店をご存じないですか?
フランス行けってか。
# ジャンバラヤでも良いけど、やっぱりガンボーだ