遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

国連安全保障理事会の常任理事国からロシアを解任する案 英国が議論表明

2022-03-04 01:33:33 | my notice
 ロシアのウクライナ侵攻が止まりませんが、国連では、ロシアを非難し、即時撤退を求める決議を、96カ国が共同提案し、2 / 3を超える141か国が賛成・可決しました。反対は、ロシアとベラルーシ、北朝鮮、エリトリア、シリア。中国やインドなど35カ国は棄権。アゼルバイジャンやウズベキスタンなど無投票が12カ国。
 注目すべきは、英国のボリス・ジョンソン首相の報道官が1日、安全保障理事会の常任理事国からロシアを解任する案を、議論する用意があると表明したこと。
 国連の存在の権威が損なわれ、価値が希薄になる傾向が増しているのは、常任理事国の「拒否権」発動。英国が一石を投じた価値は、経年劣化で存在価値の低下がみられる国連改革に重要なものと考えますが如何。

 ロシアの安保理常任理事国解任案浮上 「議論を始める1つの大きなきっかけになってもいい」辛坊治郎が持論(ニッポン放送) - Yahoo!ニュース

 
ロシア〝孤立〟さらに浮き彫り 「常任理事国外し」英国が議論表明 国連総会で非難決議141カ国賛成 - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2022.3/3

 国連総会(加盟193カ国)は2日の緊急特別会合で、ウクライナに侵攻したロシアを非難し、即時撤退を求める決議を賛成多数で採択した。米国や日本、EU(欧州連合)加盟国を含む141カ国が賛成した。3分の2を超える圧倒的賛成を集めたことで、「ロシアの暴挙を認めない」という国連の意思を示した英国では、ロシアを国連安全保障理事会の常任理事国から解任する案も浮上しているという。

 「世界は明確に、団結して声を上げた。ロシアの孤立を示した」

 米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は採択を受け、こう意義を語った。

 注目の決議は
96カ国が共同提案し、採決でも日米欧だけでなく、アジア、オセアニア、中東、アフリカ、中南米の国々から幅広い支持を集めた反対したのは、ロシアとベラルーシ、北朝鮮、エリトリア、シリア中国やインドなど35カ国は棄権した。

 決議は、
ウクライナ侵攻を「侵略」とみなし「最も強い言葉で遺憾の意を表明する」と表現したうえで、いかなる国の領土保全や政治的独立に対する武力行使も慎まなければならないと定める「国連憲章に違反する」と断じたロシアによる、ウクライナ東部の親露派支配地域の「独立」承認の撤回も要求した。

 学校や病院などの民間施設が攻撃を受け、女性や子供を含む民間人に犠牲が出ているとされることや、人道支援を必要とする難民らが増えていることへの「重大な懸念」を表明した。

 こうしたなか、
英国のボリス・ジョンソン首相の報道官が1日、米国と英国、フランス、ロシア、中国の5カ国で構成する国連安全保障理事会の常任理事国からロシアを解任する案を、議論する用意があると表明したことが注目されている。ロシア自身が「拒否権」を持つため困難とみられるが、ロシアの国際的孤立がさらに浮き彫りになった

 国連の決議は、1国 1票なので、中国が覇権拡大の為、軍事力と金貸し業とで、票数獲得に走っていることは諸兄がご承知のとおり。
 GDPで、韓国と争っている二流国に堕ちたロシアには、今回のウクライナに見られるように、旧ソ連から独立した国々のロシア離れ、EU接近が顕著。
 故に、ロシア帝国の復活を夢見るプーチン氏は焦って、支持率が低迷していたゼレンスキー大統領のウクライナには、親露派勢力による抵抗を進め、今回独立国として承認、集団自衛権の建前の元、独立国の要請の大義名分で侵攻。
 しかし、さすがにそんな猿芝居は通用するはずもなく、国際世論から大反対攻撃で、国連決議の大敗。

 しかし、国連決議があっても、安全保障理事会での具体案の承認が無ければ、行動がなされないのが国連。そして、そこには、常任理事国と言われる 5つの国が、それぞれ拒否権を持ち、1国でも拒否権を発動すれば何も決められない。
 概ね、中国とロシアが拒否権を使用することが多く、死に体化してきているのが国連。

 そこで、常任理事国の解任案議論を提唱したのが、ボリスジョンソン首相の英国であり、機論に賛同する辛坊氏。
 ロシアの安保理常任理事国解任案浮上 「議論を始める1つの大きなきっかけになってもいい」辛坊治郎が持論(ニッポン放送) - Yahoo!ニュース

 そもそも、国連の発足時の常任理事国は、第二次大戦の戦勝国の、アメリカ、イギリス、フランス、ソビエト連邦、中華民国の5カ国。それが、ソビエト連邦はロシアに、中華民国は中華人民共和国に入れ替わっていることは衆知の事実。中華人民共和国は、国共の内戦という武力行使で、日本と戦っていた国民党軍を背後から攻撃し勝った国で、第二次大戦の勝利には無縁の国。

 つまり、常任理事国の入れ替えは、5カ国中、2カ国で実施されている。
 承認理事国は、固定されていないのですね。しかも、変動した 2国が拒否権を頻発して、国連を無力化しいる元凶。

 英国の提案を機に、常任理事国の在り方の議論は、是非進めていただきたい。と、同時に、大戦後、一度も戦争をしたことがない日本の「敵国条項」の適用解除も進めていただきたい。
 今回の国連決議からすれば、発足当初、常任理事国ではなかった、プーチンのロシアにこそ、「敵国条項」を適用すべきでしょう。(微笑)



 # 冒頭の画像は、精神異常をきたしている噂のあるプーチン氏
  米議員、プーチン氏は「いくつか心理的問題がある」 スパイから極秘報告も(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース




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