
米国の中国軍事戦略研究では第一級の権威とされるマイケル・ピルズベリー氏が、「100年のマラソン=米国と交代してグローバル超大国になろうとする中国の秘密戦略」という本を出版し、その前哨戦として日米同盟を突き崩すべく日本を糾弾しているのだそうです。
中国研究で第一級の権威の方の論調なのだそうですから、素人の遊爺が眉唾と言うのは不遜に当たりますので論評は避けますが、その様な権威のある専門家が、米国内で、このような論を展開していただいていることは、おおいに感謝します。
最近の遊爺の口癖は、ケネディ日砂恵さんが指摘される、米国世論対策は、日本流の発想のお仕着せではなく、米国人の協力を得た、米国人が理解しやすい論旨で行うべきなのですが、マイケル・ピルズベリー氏の様な著名人とされる方が、日本人以上に中国の脅威を強調していただいていることは、感謝に耐えません。
日本の「ひだりつばさ君」に是非傾聴いただきたい話ですので、今日は、日曜日ですがアップさせていただきました。
勿論、諸兄がご承知の通り、中国が米国に追いつき追い越して世界の覇権を握ろうとしている事は衆知の事実です。
最近でこそやや減少傾向がみられるとは言え、スーザン・ライス大統領補佐官が代表的典型(←日本語として変ですがそれだけ協調したい気持ちの顕れです)のパンダハガーがはびこる米国は、中国の野望に気づいていません。
それどころか、戦勝国と敗戦国という層別での中国のプロパガンダの論旨にまんまと嵌められています。
米国内の著名人とされる方々で、中国の野望を見抜くマイケル・ピルズベリー氏の様な著名人とされる方が増えてくることを期待しますし、日本政府もこうした、米国内の世論の喚起を支援して、米国人による米国内での対中世論の正しい観測の拡大を支援していただくことを願います。
激しさを増す中韓の反日プロパガンダ 反論は米国人の協力を得るべし - 遊爺雑記帳
# 冒頭の画像は、ケネディ日砂恵さん

1953年6月、島根県が竹島に建てた日本の領土であることを示す標柱
竹島に関する動画 / 政府広報 - YouTube
杉原由美子氏による絵本「メチのいた島」読み聞かせ - YouTube
↓よろしかったら、お願いします。



中国研究で第一級の権威の方の論調なのだそうですから、素人の遊爺が眉唾と言うのは不遜に当たりますので論評は避けますが、その様な権威のある専門家が、米国内で、このような論を展開していただいていることは、おおいに感謝します。
最近の遊爺の口癖は、ケネディ日砂恵さんが指摘される、米国世論対策は、日本流の発想のお仕着せではなく、米国人の協力を得た、米国人が理解しやすい論旨で行うべきなのですが、マイケル・ピルズベリー氏の様な著名人とされる方が、日本人以上に中国の脅威を強調していただいていることは、感謝に耐えません。
日本の「ひだりつばさ君」に是非傾聴いただきたい話ですので、今日は、日曜日ですがアップさせていただきました。
中国「100年のマラソン」戦略 (2/15 産経 【あめりかノート】古森義久)
「日本の首相の靖国参拝は中国への再度の侵略への精神的国家総動員のためなのだ」
「日本の宇宙ロケット打ち上げはすべて弾道ミサイル開発のため、プルトニウム保有は核兵器製造のためだ」
米国の中国軍事戦略研究では第一級の権威とされるマイケル・ピルズベリー氏が2月3日のワシントンでの討論会で現在の中国指導部内では日本について以上のような断言が堂々となされていることを指摘した。中国側の明確な記録にも残るこうした独断に日本側は正面から論争を挑み、正すべきだと同氏は提言するのだった。
1970年代のニクソン政権から現オバマ政権まで一貫して国防総省の中国軍事動向を調べる要職にあったピルズベリー氏は最新の自著「100年のマラソン=米国と交代してグローバル超大国になろうとする中国の秘密戦略」を紹介し、議論する集いでそんな発言をした。
この書の内容は衝撃的である。もう40年以上も中国の対外戦略を研究してきた同氏が中国は「平和的台頭」や「中国の夢」という偽装めいたスローガンの陰で、実は建国から100周年の2049年を目標に経済、政治、軍事の各面で米国を完全に追い抜く超大国となり、自国の価値観や思想に基づく国際秩序と覇権を確立しようとしている-と総括するのだ。
同書がいまワシントンの外交政策関係者たちの間で熱っぽい議論の輪を広げているのは、米国側のこれまでの対中観や対中政策が著者自身の認識も含めて根本から間違っていた、と断ずるからである。米国の官民は中国に対し「欧米や日本の犠牲になった貧しく弱い国」との認識から始まり、「建設的関与」により中国を最大限に支援してその根幹を強くし、豊かにすれば、国際社会への参加や協力を強め、西側に同調すると考えてきたが、それは巨大な幻想だった、と強調するのだ。
だから同書は米国側の年来の「対中関与は協力をもたらす」「中国は民主主義へと向かっている」「中国は米国のようになりたいと願っている」という想定はみな錯誤だったとも断じる。そのうえで次のようにも指摘する。
「中国共産党の中核は米国が実は中国の現体制を骨抜きにし、国際的にも封じ込めて変質させ、米国主導の国際秩序に従属的に参加させる意図だと長年、みてきた」
「しかし中国指導部は米国の主導と関与の誘いに従うふりをしながら、国力を強めて米国の覇権を奪い、中国主導の国際秩序を築く長期戦略を『100年のマラソン』として進めている」
ピルズベリー氏によると、中国はその世界覇権への野望の主要手段として「現在の日本は戦前の軍国主義の復活を真剣に意図する危険な存在だ」とする「日本悪魔化」工作を実行してきた。アジア諸国と日本国内をも対象とするこの反日工作は日本が米国の主要同盟国として安保と経済の大きな柱である現状を突き崩すことを目的にするという。冒頭の中国の日本糾弾もその路線に含まれるわけである。
この書は日本の対中政策形成のうえでも重視すべき新たな指針だろう。(ワシントン駐在客員特派員)
「日本の首相の靖国参拝は中国への再度の侵略への精神的国家総動員のためなのだ」
「日本の宇宙ロケット打ち上げはすべて弾道ミサイル開発のため、プルトニウム保有は核兵器製造のためだ」
米国の中国軍事戦略研究では第一級の権威とされるマイケル・ピルズベリー氏が2月3日のワシントンでの討論会で現在の中国指導部内では日本について以上のような断言が堂々となされていることを指摘した。中国側の明確な記録にも残るこうした独断に日本側は正面から論争を挑み、正すべきだと同氏は提言するのだった。
1970年代のニクソン政権から現オバマ政権まで一貫して国防総省の中国軍事動向を調べる要職にあったピルズベリー氏は最新の自著「100年のマラソン=米国と交代してグローバル超大国になろうとする中国の秘密戦略」を紹介し、議論する集いでそんな発言をした。
この書の内容は衝撃的である。もう40年以上も中国の対外戦略を研究してきた同氏が中国は「平和的台頭」や「中国の夢」という偽装めいたスローガンの陰で、実は建国から100周年の2049年を目標に経済、政治、軍事の各面で米国を完全に追い抜く超大国となり、自国の価値観や思想に基づく国際秩序と覇権を確立しようとしている-と総括するのだ。
同書がいまワシントンの外交政策関係者たちの間で熱っぽい議論の輪を広げているのは、米国側のこれまでの対中観や対中政策が著者自身の認識も含めて根本から間違っていた、と断ずるからである。米国の官民は中国に対し「欧米や日本の犠牲になった貧しく弱い国」との認識から始まり、「建設的関与」により中国を最大限に支援してその根幹を強くし、豊かにすれば、国際社会への参加や協力を強め、西側に同調すると考えてきたが、それは巨大な幻想だった、と強調するのだ。
だから同書は米国側の年来の「対中関与は協力をもたらす」「中国は民主主義へと向かっている」「中国は米国のようになりたいと願っている」という想定はみな錯誤だったとも断じる。そのうえで次のようにも指摘する。
「中国共産党の中核は米国が実は中国の現体制を骨抜きにし、国際的にも封じ込めて変質させ、米国主導の国際秩序に従属的に参加させる意図だと長年、みてきた」
「しかし中国指導部は米国の主導と関与の誘いに従うふりをしながら、国力を強めて米国の覇権を奪い、中国主導の国際秩序を築く長期戦略を『100年のマラソン』として進めている」
ピルズベリー氏によると、中国はその世界覇権への野望の主要手段として「現在の日本は戦前の軍国主義の復活を真剣に意図する危険な存在だ」とする「日本悪魔化」工作を実行してきた。アジア諸国と日本国内をも対象とするこの反日工作は日本が米国の主要同盟国として安保と経済の大きな柱である現状を突き崩すことを目的にするという。冒頭の中国の日本糾弾もその路線に含まれるわけである。
この書は日本の対中政策形成のうえでも重視すべき新たな指針だろう。(ワシントン駐在客員特派員)
勿論、諸兄がご承知の通り、中国が米国に追いつき追い越して世界の覇権を握ろうとしている事は衆知の事実です。
最近でこそやや減少傾向がみられるとは言え、スーザン・ライス大統領補佐官が代表的典型(←日本語として変ですがそれだけ協調したい気持ちの顕れです)のパンダハガーがはびこる米国は、中国の野望に気づいていません。
それどころか、戦勝国と敗戦国という層別での中国のプロパガンダの論旨にまんまと嵌められています。
米国内の著名人とされる方々で、中国の野望を見抜くマイケル・ピルズベリー氏の様な著名人とされる方が増えてくることを期待しますし、日本政府もこうした、米国内の世論の喚起を支援して、米国人による米国内での対中世論の正しい観測の拡大を支援していただくことを願います。
激しさを増す中韓の反日プロパガンダ 反論は米国人の協力を得るべし - 遊爺雑記帳
# 冒頭の画像は、ケネディ日砂恵さん

1953年6月、島根県が竹島に建てた日本の領土であることを示す標柱
竹島に関する動画 / 政府広報 - YouTube
杉原由美子氏による絵本「メチのいた島」読み聞かせ - YouTube
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