
ラビア・カーディル議長は、日本での公演予定を変更し米下院外交委員会(バーマン委員長)の会合に出席したのでしたが、議員らに「訪日では日本のみなさんに温かく迎えていただいた。関係者の方々にお礼申し上げたい」と語ったのだそうです。 衛藤議員は調査団の派遣を、党幹部や政府、国連、中国に働きかけたいとしています。
日本外務省のビザ給付は、各国が彼女の入国を認め始めている流れに、更に拍車をかけるものと期待されます。
オバマ民主党政権は、中国との2国間交渉が開催された事と関係しているのか、首脳会議を欠席してまで対応を優先した胡錦濤政権の内情に配慮してなのかは判りませんが、人権重視のはずが、無視の姿勢です。委員会の結果がオバマ政権にどの様に影響を与えるのか、引き続き注目される処です。
日本での記者会見に対するメディアの反応に着目していましたが、テレビのニュース番組では見かけることが出来ませんでしたが、日経、読売は、自民党本部での衛藤晟一氏らとの会談後のインタビュー、記者会見及び関連記事を取り上げていました。なかでは産経が最も記事が多く、社説(主張)にも取り上げていましたね。
記者のブログでは記事以上の詳細が見られますね。
杜父魚文庫ブログ | ラビア・カーディル世界ウイグル会議議長、自民党本部に来たる! 福島香織
注目は、オバマ大統領が使用し今回の衆議院選挙でも注目されている「Twitter」を転載(?)して、会見の最後の人民日報の記者の質問場面の再現をされている以下の頁で、必見ですね。
世界ウイグル会議、ラビア・カーディル議長、中国・人民日報の記者との会見中の緊迫したやり取り:イザ!
更に産経では単独インタビューしているのですね。
無差別発砲
さらに暗くなった現地時間の夜9時すぎ、ウルムチ市内がいっせいに停電し、電気が消えた。この瞬間、あちこちで銃声が聞こえ始めたという。私たちがつかんだ情報によれば、停電とともに無差別発砲が市内数カ所で始まり、真っ暗闇の中、4~5時間にわたって機関銃の銃声が鳴り続けた。
集まった人々は殺されたか、どこかに連れ去られたのだろう。いずれにしても、たった一晩でここにいた1万人近いウイグル人が消えた。その人たちはどこに行ったのか? 死体はどこにあるのか? いずれにしても、朝になると現場はきれいにかたづけられ、数カ所に漢人の遺体が置かれてあった。
国連の潘基文事務総長は29日の記者会見で、約 1万人が行方不明になっているとの説について「そうした情報は得ていないが、正確な状況をつかまなければならない」と強調しながら、調査の必要があるとの見方を示したのだそうですね。
一晩で 1万人が消えた。本当なら今日あり得べからざる事件と言えます。胡錦濤政権が未だに抱える基盤の弱さでの国内政権争いが関係しているのでしょうか?
<前略>
≪江派の残党らの巻き返し≫
今日、広東で起きている権力闘争は、広東省党書記の汪洋氏を胡錦濤主席が支援するものだ。
汪氏は胡主席の直系だ。またたくまに出世してきた。2007年10月の17回党大会で政治局委員、その年の末に中国第1の大省、広東省の党書記。胡主席は汪氏をつぎの党総書記と決めているのだ。
2人の党総書記、江沢民と胡錦濤は元老のトウ小平氏の指名によったが、このさきはどのようにして決めるのか。党中央政治局のメンバーから選ばれることになるのだろうが、その政治局委員、常務委員たちは中央委員全員の投票で決める仕組みとはなっていない。
17回党大会が終わり、政治局常務委員会に江派の面々が並んだ写真を見て、チャイナ・ウオッチャーは驚愕(きょうがく)した。陳良宇氏は政治局常務委員となることはなく、失脚した。汚職で悪名高い江派の常務委員たちも間違いなく引退しよう。江勢力は壊滅したと想像していたからだ。実際には新政治局委員と新常務委員の名簿をつくったのは党大会に先立ち、江前党総書記と前期の常務委員たちだった。
読者も記憶されていよう。その年のはじめから「民主とはよいものである」のキャンペーンは、民主的な選挙制度を党大会に持ち込もうとする雰囲気造りだった。だが、胡主席の側が負けた。かれは戦術を変えた。汪党書記の広東省の党の選挙を民主的な仕組みに変えさせ、これを中央へ持ち込むことにした。ところが、広東省に残る江派の党幹部が徹底して妨害した。中央紀律検査委員会が広東省の汚職を摘発し、かれらを狙い撃ちにしたのは、こういう訳からだった。だが、「民主とはよいものである」が党の原則となり、党の外へ広がるかどうかがわかるのはまださきだ。18回党大会の開催は3年あとだ。
日本政府が働きかけて、国連での調査団が結成され、真実の糾明がなされることを願っています。
米、中、露の拒否権など抵抗が予測されますが...。
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