オバマ大統領は、東アジアサミット（EAS）に参加する道すがら、アジアのタイ、ミヤンマー、カンボジア（開催議長国）3国を歴訪中です。この3国を歴訪すると聞いて、"流石"とうなった諸兄は多いのではないでしょうか。そうです。ASEAN諸国の中で、中国の影響力が大きく、南シナ海での領土問題の対立に中国側の主張に賛同する国々なのですね。
ミヤンマーは、中国の呪縛から解かれつつある努力を始めていますが、カンボジア、タイは札束で縛られています。
テレビ各局は、スーチーさんとオバマ大統領の、9月以来の再会の様子を大々的に報道して、まるで少女の様に嬉しそうなしぐさのスーチーさんの様子を映し出しています。
ところがオバマ大統領は、ミヤンマーに先だって訪問したタイのインラック首相も口説き落とした（？）様です。インラック首相は、二人の首脳会談でTPP参加を表明したのです。
このことは、ASEANの中から親中のタイが参加したことに加えて、TPPでのコメへの影響があり、日本のTPP参加にも大きな影響を与えるもので、日本にとってはスーチーさんとオバマ氏の再会よりも、大きな影響があるニュースです。 . . . 本文を読む
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