遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

江沢民 軍への口出しは出来なくなっている

2012-11-01 23:57:14 | 中国 全般
 今月8日から開催される中国共産党の第18回党大会に向け、第17期中央委員会第7回総会(7中総会)が1日、北京で開幕されました。党内の勢力争いが絡む最高指導部・政治局常務委員会の人事の最終調整が行われるのだそうです。  政治局常務委員会の人事は、胡錦濤・共青団が優勢な形勢で北戴河会議を迎えていましたが、日本の尖閣国有化への胡錦濤政権の対応が手ぬるいとの習近平・太子党 & 江沢民・上海派の攻撃で形勢が逆転しました。  しかしその後、軍の人事では胡錦濤・共青団が優位を獲得して力の健在ぶりを示し、権力争いは一進一退でまだまだ続いていました。  ところが、この権力争い、軍で隠然たる力を誇っていて胡錦濤政権を牽制し続けていた江沢民氏は、胡主席を支持する一部の軍長老から「引退した指導者が軍中枢で執務室を持つのはおかしい」との批判が高り、この夏、江氏は執務室の閉鎖を軍事委員会に申し出ていたのだそうです。  政治家やエリート官僚の二世繋がりで軍とのパイプが強いとされる太子党の習近平氏と、中央軍事委員会主席で残る胡錦濤氏との両勢力が軍の主流となつて行くのだそうです。 . . . 本文を読む
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