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遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

露と北が急接近 露は北朝鮮を支えてきた中国の役割を奪う狙いか

2017-09-30 23:58:58 | 北朝鮮 全般
 北朝鮮の崔善姫・外務省北米局長が、9月25日、ロシア側の要請(by 産経)で訪露していましたが、29日、モスクワでロシア外務省のブルミストロフ特任大使と朝鮮半島情勢をめぐり会談したのだそうです。  制裁を課す国連決議と、その履行姿勢を示す中国とは逆行する姿勢を、プーチン大統領が示していることになりますね。 . . . 本文を読む
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ソウルを火の海にしない米国の軍事作戦とは

2017-09-22 23:58:58 | 北朝鮮 全般
 北朝鮮と、米国がリードする国際社会との対立が続いていますが、中国、ロシアを含む国際社会と米・トランプ政権が態度を転換したのは、9月3日の水爆実験でした。  11日には、米国が主導・譲歩して中露を含む安保理全会一致で制裁決議が成立しました。  ニッキー・ヘイリー米国国連大使は「私たちの誰もそうしたいと思っていないし、 戦争は望まない」としつつも「北朝鮮が無謀な行動を続け、米国が自国や同盟国を防衛する必要があるなら、北朝鮮は壊滅する」と警告し、「現時点で、安保理でできることは全てやり尽くした」「外交的手段が尽きればマティス将軍が後を引き受ける」と述べ、これを受けたマティス長官は18日、「ソウルを重大な危険にさらさずに、北朝鮮に対して軍事的な対応が可能だ」と発言しました。  日本と韓国が人質に獲られ、米国の軍事行動が制約されている中での、驚くべき発言でした。  「ソウルを火の海にしない米国の軍事作戦」について、元・空将の織田邦男氏が解説しておられます。 . . . 本文を読む
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金正恩の暴走を、中国は逆利用?

2017-09-20 23:58:58 | 北朝鮮 全般
 トランプ米大統領は19日、国連総会で初の一般討論演説を行い、北朝鮮の核・ミサイル開発問題を「世界全体の脅威だ」と指摘し、国連が一体となって北朝鮮に核放棄を迫っていくべきだと訴えました。金正恩体制については、「ロケットマンが自殺行為の任務を進めている」と述べ、北朝鮮の核・弾道ミサイルは金体制の崩壊につながると警告したのでした。  北朝鮮の代表は、途中退席したのだそうですね。 . . . 本文を読む
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朝鮮総連への東京地裁の約910億円支払い命令 履行を求めよ

2017-09-19 23:58:58 | 北朝鮮 全般
 朝鮮総聯の負債をめぐり、本部ビル売却問題が2007年6月に発覚して、その所有者が変遷する複雑な裏取引がなされ、ダミー業者を使って600億円の債権が骨抜きにされ、朝鮮総連本部ビルは実質所有の状態を保つことが出来た事件がありました。  東京地裁は8月2日、債務約627億円の大半をRCC(整理回収機構)に返済しない朝鮮総連に対し、利息も含めて約910億円の支払いを命じているのだそうです。  こんな状況に、RCCによる「朝鮮総連の破産申し立て」が、日本独自の対北朝鮮制裁にもつながるとして注目されているのだそうです。  朝鮮総連が、北朝鮮に多額の不正送金を行っていて、そのお金が核やミサイル開発にも充てられている可能性があり、制裁効果が期待されるのだと。 . . . 本文を読む
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止まらない北朝鮮の核とミサイル開発 中国もお手上げ

2017-09-16 23:58:58 | 北朝鮮 全般
 北朝鮮の水爆実験に対する米国主導の素早い国連安保理全員一致の制裁決議。北朝鮮の答えは、再びの日本上空を無断通過する「火星12」の発射。  米・トランプ大統領は、北朝鮮とのチキンゲームで軍事力行使は留保し、中国による説得の道を選択しています。  中国も、原油の全面禁輸などには反対しているものの、水爆実験には反対姿勢を示しているように、ある程度の制裁強化はしてきている様子ですが、全く無視された形での「火星12」の発射です。  暴走する北朝鮮と、米国(≒国連)との板挟み状態で機能不全状態にあり、習近平の威信は失墜ですね。  華春螢副報道局長は「米国責任論」を主張して責任を米国に被せて逃げていますが、中国が決定的な影響力行使に慎重なのは、「中国内部で結論が出ていないようだ」との見方があるのだそうです。 . . . 本文を読む
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国連安保理 追加制裁決議 大幅譲歩でも効果はある

2017-09-12 23:58:58 | 北朝鮮 全般
 北朝鮮の水爆実験実施に伴う、国連安保理追加制裁決議。米国が示した当初の案から中露の反対で譲歩・変更されました。TVのワイドショーのコメンテータや解説者に、譲歩・変更した米国への批難の声が少なくないのですが、専門家の方々は評価されていますね。  先ず、全会一致ということで、中露を含む世界が一致賛同して北朝鮮に制裁を科したこと。原油について初めて公けに俎上にあがったこと。譲歩で余力を残し、北の更なる暴走への制裁追加余力を持たせたことなど、決議された内容でも、オイルショックに見舞われたと同等の効果は望めることにも評価の声が聞かれます。 . . . 本文を読む
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対北朝鮮 軍事行動の前に撃つべき手はまだある

2017-09-11 23:58:58 | 北朝鮮 全般
 核とミサイルの開発を止めない北朝鮮。遂に水爆実験も実施しました。  金王朝の存続と、朝鮮半島の統一という目的達成のためには、核保有国となり、米国を半島から追い出すことだとこだわるのですね。  開発を休止させるための協議がなされ、休止の対価としての経済援助がなされたり、六か国協議の枠組みが構築されたこともえりましたが、核とミサイルの開発が止むことはなく、その完成に近づいた今日に至っています。  この北朝鮮・金正恩の暴走を止める方法は、軍事行動での制圧しか残されていないのか。「軍事手段の前に打つべき手はまだある」との提言を紹介するのは、古森氏。   . . . 本文を読む
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日本はいまや国家的危機に入りつつあると認識すべき

2017-09-05 23:58:58 | 北朝鮮 全般
 北朝鮮は、水爆実験に成功し、ICBMに搭載し米国本土への攻撃が可能となる見込みが出てきました。  国連決議などで制裁を強化していますが、中露などの反対や不徹底で効力は限定的で、核やミサイルの開発は着々と進められていて、実戦配備実現が見えてきています。  ここまで来て、核保有国としての認知と交渉を目指す北朝鮮が、核やミサイルの放棄要求に応じる理由はありません。  安保理の拒否権で物事が決められない形骸化した国連。そこを見透かされた北朝鮮の捨身の暴挙が、通用しているのですね。  この北の暴走は、どうすれば止められるのか、核保有国として認めざるを得ないのか、その中で人質に取られている日本はどうやって人質から脱出するのか。  日本はいまや国家的危機に入りつつあると認識すべきと指摘するのは、平和安全保障研究所西原正理事長。  戦後、米国におんぶにだっこで過ごして平和ボケしている日本の安全保障。中国、南北朝鮮、ロシアといった力で現状変更したり、領土の不法選挙を続ける国と隣接している日本が、それらの国々の攻勢が強まっている今、国家的危機に面していて対策が急務となっているのです。 . . . 本文を読む
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中露が対米覇権争いに北朝鮮を利用するのは危険な火遊び

2017-09-04 23:58:58 | 北朝鮮 全般
 北朝鮮が、ICBMの技術進歩の他に、水爆実権を実施し、ICBMへの搭載可能性に迫りました。  このことは、米国本土への攻撃が可能になると共に、中国はもとより、ロシアにも核ミサイル攻撃が可能になったとも言えます。  米国は、自国防衛の為、軍事力による北朝鮮へのあらゆる手段の準備も整えていると、北朝鮮への圧力を高めていますが、南朝鮮(韓国)や日本を人質にとられているため、実行に移せません。また、そこを北朝鮮に見透かされているため、軍事力の行使による抑止力が効かない現状です。  となれば、犠牲者を出さずに勝利する戦術には、古来の兵糧攻めしかありません。  ところが、北の核・ミサイル開発を支える闇の支援ネットワークは、中国、ロシア他、アフリカ、東欧など世界中に広がっているのだそうです。  それは、国連の制裁決議などでは効力はありません。  米国が、中露の企業などへの制裁拡大を進めていますが、闇のネットワークを潰す国際連携の必要性を、白鴎大学・高畑教授が唱えておられます。  兵糧攻めへの国際連携を高めるため、その連携を破る企業などへの制裁強化を米国が進めようとしています。韓国、日本が人質に捉えられている現状では、実施可能な北朝鮮攻めはこの戦術しかありません。 . . . 本文を読む
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「火星12号」 北海道上空へ発射の理由と対策

2017-08-30 23:58:58 | 北朝鮮 全般
 グァム沖へのミサイル発射計画を発表した北朝鮮・金正恩。米国の強い反発で、発射を保留したかと思われていましたが、日本の上空に向けて発射しました。  グァム向けのルートに沿って、西日本4県にPAC3を配備し、万一の墜落に備えていた日本ですが、北海道上空(米軍三沢基地の北方)を通過するという、日本の配備力の無力さを嘲笑うもので、事前通告もない、挑戦的なものです。  Jアラートに非難の声をあげる平和ボケの輩には、肝を潰し目覚めてもらう、良い薬になったのでした。 . . . 本文を読む
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米国を狙う北朝鮮のミサイルは中国全域を射程に収めた

2017-08-18 23:58:58 | 北朝鮮 全般
 5月21日、北朝鮮は中距離弾道ミサイル「北極星2」を打ち上げた。ミサイルは小型カメラを搭載し、地上が徐々に遠ざかる様子を空中から撮影していた。映像は中国領内の地形を延々と映している。なぜ北朝鮮領内でなく、中国領の映像をあえて公開したのか。金正恩が量産を指示した中距離の『北極星2』は北京も標的にできる。言葉ではなく映像で意図を伝えた。  北朝鮮の意図の証拠ともいえる奇妙な映像で、金正恩は習近平を脅している。 . . . 本文を読む
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北朝鮮のICBMのエンジン ウクライナ製? ロシアが技術売却?

2017-08-16 23:58:58 | 北朝鮮 全般
 北朝鮮のICBM(火星12号、14号)に使用されているエンジンは、ウクライナ中部ドニプロの工場で製造されたとの見方を、米紙ニューヨーク・タイムズが報じたのだそうですね。  これに対し、ウクライナ宇宙庁のラドチェンコ長官代行は、生産はしていたが、供給先はロシアだけだったと強調し、技術の流出源はロシアであることを示唆し、併せて液体燃料の生産技術も北朝鮮にはなく、ロシアや中国から調達したとの見方を示しているのだそうです。  英シンクタンク国際戦略研究所(IISS)のミサイル専門家は、ウクライナ東部ドニプロにある企業「ユジマシ」の工場で生産されたRD250を、北朝鮮が、ロシアかウクライナの密輸業者を通じて入手しミサイル発射技術を飛躍的に向上させた可能性を指摘していたのだそうですね。 . . . 本文を読む
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【続】北朝鮮と米国 開戦に向け一気に緊張が高まった 日本はどうする

2017-08-12 23:58:58 | 北朝鮮 全般
 北朝鮮のミサイル開発に対する国連の一段階厳しさを挙げた制裁策決議や、グアムのアンダーセン空軍基地からの「B1爆撃機」による北朝鮮空爆準備完了に対する、北朝鮮からの「火星12号」のグァム近海へ向けた発射計画公表。  米国と北朝鮮とのチキンレース化の様相を呈してきていて、その後も打開の気配が見えてきませんね。  トランプ大統領は、北に更なる経済制裁を科す考えを示し、習近平と電話会談をすると言っている様ですね。  訪米時に「100日計画」を約束した習近平。それに伴い、対中貿易赤字制裁を保留したトランプ大統領でしたが、直近では、習近平が口先だけで行動が伴わないと、対中強硬姿勢への復帰を表明していました。  ここへきてまた習近平の協力を仰いでの対北経済制裁を強めるのでしょうか。それとも、対中国企業の制裁を強化して、習近平に、今回対象外とした原油禁輸の協力を仰ぐのでしょうか。  「PAC3」の配備を実施した日本は、集団的自衛権の発動をするのか。  事態は緊張の度合いを増していますね。 . . . 本文を読む
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一瞬の蜜月関係が終わった米国と中国

2017-08-07 23:58:58 | 北朝鮮 全般
 北朝鮮のミサイル発射実験が止まりません。遂に米国東海岸に届くまでの実験成果を示しました。  北朝鮮への中止説得を中国に頼んだトランプ大統領。安倍首相は、北朝鮮の核問題で中国に頼ることは賢明ではないという見解をトランプ大統領に伝えてきたのだそうですが、現実の展開は、この見解が正しいことを証する形で動いたと指摘するのは、産経新聞ワシントン駐在客員特派員の古森義久氏。 . . . 本文を読む
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北朝鮮の核・ミサイル開発を支えるロシア その狙いは!

2017-07-08 23:58:58 | 北朝鮮 全般
 北朝鮮のミサイル開発が、ICBMの発射実験成功の段階に達しました。  トランプ政権は、中国による北朝鮮への抑止を促していますが、ミサイル開発実験は止まりません。中国によるガソリンの供給制限などの制裁、中国企業による北朝鮮への関連資材・部品交易への制裁も進めていますが、中国からの制裁にもかかわらず、ロシアからの支援が進められてきていて、中国の制裁効果が無力化されつつある。更に、北朝鮮のミサイル開発速度が速いのは、ロケットエンジンや制御技術の提供、ロシア版GPSであるGLONASS衛星測位システムの利用など、直接的な支援が疑われると、プーチン大統領のしたたかな戦略に注目する記事があります。  北東アジアの覇権をめぐる、米中露の攻防。日韓はそこに生じる荒波に、その安全保障は揺らぐばかり。 . . . 本文を読む
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