12月16日は、駒澤大学玉川校舎で行われたOB稽古会に参加しました。オフ中ですが、大学生も来てくれて稽古を盛り上げてくれました。私は大学生の基立ちに立ったほか、飯泉君、小林先生にお願いすることができました。二子玉川駅前で軽く一杯飲みました。
17日は墨田区総合体育館で大会が行われました。錦糸町駅近くということでしたが、実家のある駒澤大学駅前から乗り換えなしで一本で行けるので、とても便利でした。施設もこれまでの東京武道館よりも観客席は若干狭いようでしたが、試合会場は大きく立派な施設でした。
大会に先立ち、開会式の後に日本剣道形が行われました、日頃からお世話になっている紺野正敏先生が仕太刀をされて、素晴らしい剣道形を披露されました。
大会は、年齢に合わせて7人制のⅠ部、5人制のⅡ部、3人制のⅢ部、女子の部と行われました。私は、Ⅰ部の大将ということで緊張感を持ちながらの参戦となりました。
今回は若手もそろっており、大学時代の成績はもちろん、全日本選手権選手や都道府県対抗選手、警察や実業団で活躍している選手が集まりました。1回戦は外国大学チームBということで、混成チームとの対戦となりました。若手が勝負を決めてくれたので、私も楽に試合を展開することができて二本勝ちをおさめました。
2試合目は九州大学チーム。1回戦では2本勝ちで勝利の大将戦で逆転勝利を収めているチーム。駒澤チームは副将までで2-1とリードでした。引き分けで勝ちだったので、無理のない試合をして一本勝ちで勝利することができました。
3回戦は国士舘チーム。若手が検討するも、前で勝負が決まってしまいました。ちなみに副将は矢野先生、大将は碓井先生と若手八段の先生。私もなんとか一本をと思いましたが、圧力がすごい。中盤誘いを入れていくところをきれいに出籠手を取られて一本負けでした。試合で負けてしまったことは残念でしたが、なかなか試合や稽古でもお願いできない先生と剣を合わせることができてうれしく思いました。
駒大チーム(竹友会)はベスト16という結果で終わりました。
大会終了後は、ОBの先生方との懇親会に出席して新幹線の終電で福島に帰りました。わずか三試合でしたが、夜には筋肉痛に。体の芯に響きます!自分では力を抜いてと心がけていましたが、やはり相当力が入っていたのだと思います。
私の父は随分と大将をやっていた記憶がありますが、一緒に出場したのは一度しかなかった気がします。そういった中で、今回まだまだ力不足の私ですが、同じ大将として出場させていただけたことは本当にうれしく思います。また声を掛けていただけるように、日頃の稽古に励みたいと思います。