国見町「佑武館」剣道場ブログ

佑武館は福島県曹洞宗長栄寺内にある剣道場です。朝内賢光教士八段を師範として尚光教士七段が代表をしています。

平成28年4月11日(月)佑武館稽古

2016年04月12日 | 稽古日誌

 今日は午後から時間休みをいただいて葬儀を行いました。先週から役場の保健福祉課より相談を受けていたのですが、子供や兄妹もいらっしゃるのに関わりを拒否しているケースでした。密葬には親族は誰も来ない状態で、役場職員と友人、町内会長さんが来てくれて4人の参列者でした。友人という方も病室で知り合ったという縁でありましたが、そういった存在の方が来てくれたことに救われたような気持ちになりました。火葬場には兄妹の方も来ていただき、埋葬までしていただきました。兄弟の方もお体の状態が思わしくなく、無理をして来ていただいた様子でした。これまで暖かい日が続いて、桜も桃も色鮮やかに咲いていましたが、埋葬の時には強く雪が吹きつけ線香も付けられる状態ではなく「生前のこともこれで終わりですから、あらためて天気のいいときにでもお線香を持ってお墓参りに来てください」とお願いすることしかできませんでした。

 今回は、大変な中でも兄妹の方が来ていただき墓地を相続された方もお墓に入ってもらうことを認めてくれたので良かったのですが、これからこういったケースも増えてくるのではないかと感じます。人間という生き物は人から生まれて、人に関わって生息して、人におくられるのが通常に思います。これからどういう世の中になっていくのでしょうか?

 さて、稽古は19:00から見ることができました。最初から道場に来ることができたのは久しぶりに感じます。腰痛も少しは治まって来ましたが、小学生と一緒に体操から行いました。私も早めに面をつけて切り返し、基本打ち、仕掛け技、応じ技、引き技、回り稽古と行いました。抑え、払いなど竹刀の操作が今ひとつ。意識が足りない者には厳しく指導しながら進めました。

 試合ばかりのために稽古を行うわけではありませんが、今年は道場連盟の全国大会も十分に狙える選手が揃っていると思います。目の前の目標まで期間も少ないので、しばらくは引き締めて稽古を行いたいと思います。

 12日は柏葉体育館で通常通り稽古がありますが、民生児童委員協議会の定例会と歓送迎会に出席しなければいけないため稽古は欠席します。

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