yuuの夢物語

夢の数々をここに語り綴りたい

遠いい日に・・・。

2008-05-22 18:27:35 | Yuuの日記
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30年前倉敷の青年を全国青年大会へ連れて行ったとき・・・朝の散歩で靖国神社へ・・・そのとき一人のご老人が近づいてこられ「描かしてもらっていいですか」と私を描いたものが・・・。全国青年大会とは勤労青年の大会のことで、働きながら自分を研鑽している青年達の運動と文化の発表の場で、国体、インターハイ、青年大会とある3つのイベントの一つであるが・・・。記録や芸術性を問題にしなくて一番好きなこの大会であるのです・・・。倉敷には三交代でつとめている青年が多くその寸暇を運動に文化に費やす心ある青年が多かった・・・。演劇の部で全国2位・・・。いろいろと賞を貰って帰ったが・・・すばらしい青年達がいたのだ・・・。4回青年を引き連れて大会へ出たのだが・・・。
今はどうか・・・劇団創設以来青年演劇から退いたが・・・。公民館の講師を退いているが・・・気にはしているが・・・。青年の姿はなくなりご老人達が生涯学習をといろいろな習い事をする場に変わっているが・・・。
今の青年はどうしているのだろうかと・・・。当時を懐かしんでいるが・・・。
一眠りと思っていたらすっかり寝てしまって今日は「冬の空12」更新がかなわず・・・。
こんな日もあっていいかと・・・。

雲か゜かかっていて

2008-05-22 06:11:09 | Yuuの日記
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おはようございます・・・。
今日は雲がかかっていてすっきりとしたお日様ではありません・・・。
26度今日も暑くなりそうです・・・。
昨日今まで写しCDにコピーしていたお日様の画像1ヶ月分をパソコンはバックアップしてくれなくなりいろいろな方法で試みたが・・・どうも壊れたらしい・・・。今までこんなことは初めて・・・。まあ仕方がないときっぱりとあきらめて・・・。
おきたら5時前・・・慌てました・・・5時15分には太陽が上がるのに・・・。洗面所の窓を開けるとまだ名残の月が見え・・・書斎の窓からは東の稜線がぼんやりとオレンジ色に変わっているではないか・・・。カメラを待って飛び出したが・・・。
今、紗幕を通したように太陽が輝いているが・・・まぶしい・・・。
野菜たちは水だけやっているのだが元気に育っている・・・トマトなどもう黄色の小さな花をつけている・・・。自然の営みに接していると心が穏やかに・・・。
皆様、今日一日がいい日でありますように・・・。


小説 冬の空・・・11

2008-05-22 06:00:34 | 創作の小部屋
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この作品は省三40歳からの軌道です・・・。ご興味が御座いましたら華シリーズもお読み頂けましたらうれしゅう御座います・・・お幸せに・・・。

冬の空 (省三の青春譚)

  冬の空  どんよりと覆う空は 心を閉ざすのか・・・。

 
11
       上手の源内の書斎の明かりのなか。
       お竜が出てきて。小道具工夫。

お竜  その件について坂本竜馬はこう申しておりまし た。倉敷村に立石孫一郎というご仁がおるじゃが、まったく世間を知らん、ぼんぼんじゃ。かぶらんでええ罪を被ってからに・・・。あいつを一人前の男にしちゃらにゃならんきに。今の時世、何が求められている かその判別も叶わん様では男ではなかぜよ。何か、人がびっく返えるようなことをせにゃー。まさに今がその時じゃきに、甘えたれが、その意地を見せんと・・ ・。
 この世間にぁー、それぞれ役割があるけに。人を動かす人、時代を動かす人、國を動かす人、役割半ばで倒 れる人、その屍を越えて行く人、最後に笑う人、最後 に泣く人、何もせん人、見てるだけの人、人とは百人百色・・・。じゃが、人として生れてきたら何かょせにゃーあ、わしは仕掛けるき、あの男をひとかどの 、時代の男にするきに。
  まあ、見ちょれや、立石がこれからどげんな事をしちうか・・・。
  所詮、人間にはふた通りの生き方しかなかじゃきに、何もかも焼き払い新しゅう造り替えたいと思う奴と、焼き払わずにそれを上手に繕いながら金の掛からんようにと考える奴と、残るのは後の方じゃき。
  わしも、立石も、何方にも決めかねとる。
  竜馬はそう申しておりましたえ。
  誰かを使い立石様をその行動へと・・・。ほんに罪なお人ですな。

       お竜、静、小町の会談。

静  色々とご苦労がたえなかったのでございましょうね。
お竜  女子は苦労をしてもいいと言う男に嫁すべきじゃと、お祖母さまは申しておりましたそうで。
小町  苦労をしてもいいと言う男に・・・。
静  確かに、それは・・・。ですがそれは限度の問題です。
お竜  金という目的の為に、何もかも犠牲にして・・・。竜馬とは・・・。
静  それは、あの頃、金が無かったら日本國は・・・。
小町  竜馬さまは、なりふりかまわずに、諸外国と肩を並べる為にと・・・。
お竜  私がこころ苦しいのは、竜馬のいいところだけが伝宣され、影で泣いたお祖母さまの事が・・・。それに、人の為という名目で何事も解決した狡さを非難しているのです。
静  そう言えば、たしかに、うちの源内は大洞吹きですが、他人の迷惑顧みずに世話をやく・・・。
小町  まるで子供が大きくなったようですわ。
お竜  今頃、何処でどうしておられましょうか。
静  さて・・・十分にお体を・・・はぁ!
小町  まあ、お母さま・・・。今度会った時には私があなたを斬る・・・うい!。
お竜  大橋さま、届く便りは引き潮ばかり・・・ほう!。

       中央トップに。
       孫一郎と竜馬。

竜馬  あんさん、人間とは何か考えたことがあるかのー。
孫一郎  さあー。
竜馬  何かを為すときに、壊す奴と、造る奴がおるき。
孫一郎  なにを・・・。
竜馬  あんさんも、わしも、壊す方かも知れんきに・・・。
孫一郎  私は、その定めに従順にと・・・。
竜馬  あんさんは、強かじのう。わしは逆ろうてばかりおるきに。
孫一郎  潮騒に・・・。
竜馬  聞こえてきてすぐに消えても、また聞こえてくる。その・・・。定めか・・・。
孫一郎  流れの中に消える、そのように生れて来たのかと・・・。
竜馬  やるか、もうそれしかないのかのう。
孫一郎  はい。
竜馬  二人して、造るか。その引き金になるかに。
孫一郎  人生の大事はそれを得ることではなくて、得たものを大事にすることじゃと・・・。
竜馬   まっこと、その通りじゃき。じゃが、命は大事にせいやぁー。

       下手明かりの中。
       井汲唯一が登場。
       立石孫一郎が側に座っている。

井汲  今日の第二回下津井会談には、遠くからの出席、これほど心強いものはありません。腐った物が一つでもあれば、みんな腐る。政を司る者が我が身可愛さで、國民の事を忘れていては國民は堪ったものではない。我々はここに集い、鎌倉より今に至る武家の政治を断ち切って、朝廷にと考えて・・・。尊皇攘夷、今こそその時が来る。
  その第一の行動としての案は・・・。
  立石孫一郎が部下を引き連れ、南奇兵隊を脱走して、海をわたり、遺恨の倉敷代官桜井の首を頗ね、大店から軍用金をせしめる。立石が倉敷を焼き払ったとの報せが走った時、我々は備中宝福寺にて合流する。高梁は老中板倉の居城松山城下を焼き払い、そこを根城にして、将軍家茂の西下を阻止する。時来たれば、長州軍と東上し幕府軍と対峙する。
  一先ずこの案で幕府に反旗を翻し、その後糾合して我々も旗揚げをする。
この決議は、ここに集まりし全員の合意にて、この井汲唯一が宣言をす。

                 幕




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皆様御元気で・・・ご自愛を・・・ありがとうございました・・・。

山口小夜さんの「箱根用水物語」が始まりました・・・。作者渾身の作品・・・。
1年間の連載・・・。これはお奨めです・・・。是非、作品を読んで作者と出会ってください・・・。小夜子姉貴さん

恵 香乙著 「奏でる時に」
あいつは加奈子を抱いた。この日から加奈子は自分で作った水槽の中で孤独な魚と化した。

山口小夜著 「ワンダフル ワールド」文庫本化決定します・・・。
1982年、まだ美しかった横浜―風変わりなおんぼろ塾で、あたしたちは出会った。ロケット花火で不良どもに戦いを挑み、路地裏を全力疾走で駆け抜ける!それぞれが悩みや秘密を抱えながらも、あの頃、世界は輝いていた。大人へと押しあげられてしまったすべての人へ捧げる、あなたも知っている“あの頃”の物語。

山口小夜著「青木学院物語」「ワンダフル ワールド」の文庫本・・・。

作者のブログです・・・出版したあとも精力的に書き進めています・・・一度覗いてみてはと・・・。
恵 香乙さん

山口小夜子さん

環境問題・環境保護を考えよう~このサイトについて~
別の角度から環境問題を・・・。
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