金曜日の午後、女房どのが帰って来た。
向こうにいる時の女房どのは、朝早く起きて和也くんの弁当を作ることから始まり、赤ちゃんの世話を焼き、掃除、洗濯をし、買い物に走り、昼食・夕食を作りと八面六臂の働きをして若い夫婦を支えている。母親とは実に有難い存在だ。
こちらに戻っても、朝食の用意から始まり、洗濯、掃除、買い物、昼食・夕食作り、その他と私を支えてくれている。妻とは実に有難い存在だ。
当たり前のようだが、これは決して当たり前のことではない。だから、感謝と敬意を込めて私は彼女のことを女房どのと記す。