峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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大切な人の誕生日に

2018年02月27日 | 夫婦

昨日は女房どのの誕生日だった。

彼女が定年まで3年を残し教職を退いてからというもの、ほとんどの時間を2人で一緒に過ごしている。
それでも、昨年の春までは私が地域における役割を積極的に担っていたことから、外に出ることも多く、それが彼女の貴重な息抜きの時間になっていたことは想像するに難くない。
ところが、それが無くなった今、朝から晩までほとんど顔を突き合わせている状態だ。

彼女にとって、私が空気のような存在であれば、彼女に必要以上の気遣いをさせることもなくて済むのだろうが、私のような気まぐれで小難しい夫と鼻を突き合わせていなければならない妻は、たまったものではない。
彼女が1人になれる時間を保障しなければならない責任がこちらにある。

そういうことから、毎日の買い物には基本的に女房どのが1人で行く。話し合って決めたわけではないが自然とそうなった。
もう1つ、幸いなことに塾生が通ってくる月曜から金曜までの夜7時から9時までの間、私は2階の教室に入る。
この2つは、女房どのにとって、ひいては私にとっても貴重な時間となっている。

平昌オリンピックを2人で堪能した。ソファーに釘付けで、テレビ画面に見入った。
閉会式の翌日が、ちょうど女房どのの誕生日だった。

しばらく、外で食事をしていなかった。それに、女房どのの大好きな温泉にも行ってなかった。そこで、彼女の好きな波佐見町の「湯治楼」で温泉を楽しみ、「清旬の郷」で昼食をとることにして出かけた。

決して、特別な誕生日のプレゼントではなかった。
しかし、例え、どんな高価な品を贈ろうとも、女房どのがこの世に生まれてきてくれたことを感謝し祝福しきれることはない。

ささやかな誕生日プレゼントにも、彼女は喜んでくれた。

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