峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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ひねくれ者だからこそ

2016年11月17日 | 学校教育

内閣府が発表している資料によると不登校の子供の数は小学校で21,243人、中学校では91,466人、高校で57,644人となっている(平成24年度)。私が子供だった頃、学校に行かないという選択肢はなかった。あの頃の少年の私が今を生きていたら、不登校になっているかもしれない。

同じく、高校を中途退学する子供たちの数は51,781人にも上る。
毎年毎年、5万人超もの子供たちが学校から放り出されているのだ。自ら辞めるという形をとっている(とらされている)子供もいるが、要は学業・生活、いずれかにおいて学校に救われることなく切り捨てられている。つまり、私たちの国の学校教育は、問題のある子供たちを切り捨てることで成り立っていると言えよう。
高校時代、私の友人も万引きをしたことで退学処分となった。確かに、万引きは犯罪だ。よくないに決まっている。しかし、万引きをするような少年の魂を救ってくれるのが学校であり教師ではないのか。そうでなければ、そのような子供たちを救ってやれるのは誰か。

私は、気が付いた時には教員に反抗する子供になっていた。教員に当てつけのつもりで勉強しなかった。愚かなことに、勉強なんてしてやるもんかと決心していた。こんな辛い気持ち、優等生には解り得るはずもない。
だが、そんな経験を持つひねくれ者だからこそ塾生に語ってやれることがある。親や先生に反抗するのはいい。けれども、自分自身の気持ちには素直でいろよと。
親や先生に気持ちを取られていると、自身の内なる声に耳を澄ますことができなくなってしまう。何のために人は勉強するのか?本当に勉強しなくてそれでいいのか?じっくりと自分自身に問いかけてみなければならない。

人生に無駄なことは一つもない。ある方がそう話しておられた。
いじめられたことが、学校に行けなかったことが、子供の頃に勉強しなかったことが、誰かの何かの役に立つ時がきっとくる。
原発事故で福島県から横浜市に自主避難してきていじめに遭ったという少年にもそう伝えたい。

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つらいけど ぼくは いきるときめた

2016年11月17日 | 学校教育

きょうの朝日新聞の2面「ひと」欄に「子供を主役にしたいじめ防止活動に取り組む小学校長」という見出しで東京都足立区立辰沼小学校校長・仲野繁さんのことが紹介されている。
仲野さんは、中学生時代、人前で何度も足払いで倒され、泣きながら家に帰っていたという。その辛い体験が校長となった仲野さんの生活指導の根っこになっているのだろう。
「多くの学校が学力向上に力を入れる中、いじめを芽で摘み、安心して過ごせる学校作りこそ学力の土台と考え、子供と向き合う」そうだ。彩理さんの通う小学校の校長は、何を中心に考え、それに沿った行動をする人なのだろうか。

一方、同じ新聞の35面には福島第一原発事故で福島県から横浜市に自主避難した中学1年生の男子生徒が深刻ないじめを受けていた問題が取り上げられている。
男子生徒自身が勇気を出して公開した手記によると「ばいきんあつかいされて、ほうしゃのうだとおもっていつもつらかった。福島の人はいじめられるとおもった。なにもていこうできなかった」「いままでなんかいも死のうとおもった。でも、しんさいでいっぱい死んだからつらいけどぼくはいきるときめた」などと心境が綴られている。

市教委の第三者委員会の報告書によると、男子生徒は小学校3年の6~10月に不登校になる。登校再開後もいじめがあった。多額の金品のやり取りがあった小学5年の5月末から再び不登校に。
保護者は学校に相談。学校は金品のやり取りについて、他の児童の保護者からの情報で把握したが、いじめと判断しなかった。
保護者は同年11月から市教委にも相談。いじめ防止対策推進法に基づく重大事態としての調査を求めた。市教委は今年1月になって第三者委員会を立ち上げたという。男子生徒の代理弁護人は「学校も市教委も深刻な被害の疑いを把握しながら長期間放置した」と批判している。
この小学校の校長は、教員として何を中心に据えて生きてこられたのだろう。あまりにも酷い。教育が死んでいる。

いじめで子供たちが自ら命を落とす事件が毎日のように報道されている。学校は、子供たちの魂や命を救ってくれるところではないのか。

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孫と子の節目の日

2016年11月15日 | 家族

11月13日は、女房どのと私にとっての一番上の孫である彩理さんの7回目の誕生日だった。
今春、小学校へ入学した。毎日、どのように通学し、どんな風に学校で過ごしているのだろう。

私にとって学校はつまらないところだった。特に教員との関わりは不愉快以外の何物でもなかった。社会人となって以降も、何人もの教員・元教員の方々と関わってきているが、残念なことに愉快になるような方にお目にかかることはほとんどない。

私のことなどどうでもよい。彩理さんには、いい教師との出会いをと願うばかりだ。

そして、きょう15日は、くるみさんの内定式の日だった。
先月初めに予定されていた内定式だったが、台風のため延期されていた。1か月以上遅れての内定式に福岡から日帰りで臨んだようだ。すでに打ち解けた様子の同期のみなさんの笑顔の画像が送られてきた。内定式を経て就職の実感も湧いてきたことだろう。

くるみさんは、既に修士1年次に論文を発表し、2年次には学会での口演発表を行うなど充実した研究生活を送る一方、イギリスや北欧へ一人旅に出かけるなど自由奔放に青春を謳歌している。そのまま残された学生生活を存分に過ごしてほしいと願う。

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