昨日、くるみさんが会社の夏季休暇制度を利用しイタリアへと飛び立った。
前回は北欧、その前がイギリスと学生の頃から少しまとまった休暇が取れると彼女は、ひょいと海外へ出かける。
かつて、私の還暦祝いの席で家族が寄せ書きをしてくれたことがあった。
「私は、これからもっともっと広い世界を見るのが楽しみでわくわくしています。」その際のくるみさんのメッセージの一節にこうあったのを覚えている。
くるみさん、18歳・高校3年生の時のことだが、その思いは、今もなお続いているようだ。
将棋の第48期新人王戦トーナメント戦準々決勝が昨日行われ、我らが佐々木大地四段があの藤井聡太四段を降し、既にベスト4入りを決めている石井健太郎四段との間で決勝進出をかけて戦うことが決まった。
また、トーナメントのもう一方の山は、来週火曜日の12日に昨年度優勝の増田康宏四段と斎藤慎太郎七段との準々決勝が行われ、その勝者と同じく既にベスト4入りを決めている近藤誠也五段との間で準決勝が行われる。
ここまで来たら何とかあと2つ勝ってもらい、26期準優勝の師匠である深浦九段を超えて欲しいところだ。
佐々木大地四段は今年度これまで22局指し、17勝5敗と7割7分強の高勝率を誇っている。今期から加わっている順位戦Ｃ級2組でも目下3連勝と好調な滑り出しだ。こちらもこのまま勝利を重ね1期で昇級を果たし「早く、順位戦で師匠と対局できるよう（もちろんＡ級での）」という夢の実現に向けて研鑽を積んでもらいたい。
がんばれ、大地くん！
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