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峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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牙を研ぐ

2008年08月23日 | 暮らし
このところこちらは不順な天候が続いている。今朝もどんよりとした空だ。時折小雨が降っている。隣町では激しく雨が降っていたと、たった今、買い物から帰ってきた女房どのが話していた。

昨日は終日雨が降っていたが、午後の夏期講習中の時間にピカッと窓の外が光ったかと思う間もなくドッカ~ンという轟音【ごうおん】が鳴り響いた。
私も塾生も思わず飛び上がるほど驚くような音だった。きっと、遠くない所で落雷があったに違いない。去年だったか、落雷で集会所のアンプがやられた。

夜の授業時間、昼間の雷の話になった。
話の中で、自宅に雷が落ちたという体験を持つ塾生がいた。彼女の話によると、やはりエアコン・冷蔵庫などの家電製品がやられたという。具体的にどんな風だったのか尋ねると、エアコンが「バキッ」という音がしたと言って笑うので、へぇ~「バキッ」かと、こちらの想像を超えた擬音にみんなで大笑いした。
しかし、屋根から落ちた瓦【かわら】が車を直撃するなど、実際は笑えない損害を被【こうむ】っている。

自然は時として私たち人間に牙【きば】をむくかのようだ。あたかも、私たちが彼らを苦しめた仕返しのように。
折しも昨日、長崎県下には竜巻注意報なるものが出ていた。前代未聞の注意報だ。彼らは牙を研【と】ぎ澄まし始めている。