乙女的日記*B

永遠の乙女を目指す日記。(B面)

いつか読書する日

2006-04-26 | お家でゴロゴロ映画館。
『いつか読書する日』

30年間、互いに胸に秘めあった恋のお話。

『自分の気持ちを殺すのは、周りの人の気持ちも殺すのよ。』
夫の胸に秘めた気持ちに気づいた病の妻のセリフが、
印象的だった。

ただ想い続ける人が、毎朝届ける牛乳瓶の音を聞く男。
ただ想い続ける人の家に毎朝牛乳を届ける女。

それは、決まって毎朝6時5分。

それだけ。
ずっと、想い合っている事にさえ気づいていないの。

でも、方恋と言うものは、たったそれだけで、
なんとか精神を保つことが出来たりするものかも・・・。
などと思った。

坂道の美しい町並み。
打ち水をしたようなしっとりとした映像と
瓶に閉じ込めて深く深く湖の底に沈めた気持ちが
フッと動く瞬間に流れる音楽、
ベテランの俳優の表現力。
とても美しい映画だった。

その病床の妻のセリフで思い出したのが、

先日、友達が教えてくれた『勿忘草』の花の名前の由来。

『愛する彼女のために川縁の花を摘もうとし、
足を滑らせて急流に落ち、溺れる寸前に彼女に向かって
叫んだ言葉が、そのまま花の名前に。』

『僕のことを忘れないで』

ドイツ語で『Vergißmeinnicht』(フェルギス・マイン・ニヒト)
英語でも『forget-me-not』

なのだそうですよ。

でもね。それは残されたものにとって
辛い最期言葉だなって。
『僕のことなど忘れて。』
うーん。それも切ない。

『幸せになって。』
相手を想う気持ちに溢れた一言。

この病の妻の願いは、コレなんですな。

登場人物それぞれの立場で、
それぞれの気持ちで、
人の心は、尊いものだと改めて感じた。

この映画には、沢山のテーマが隠れていて
書き記したい事は、留まらないのだけれど、
この辺で。



陰日向に咲く

2006-04-26 | 

心のカメラ、再生中。(妄想中)

最近は、ブログを読んでくれている友達に
『焼きそば先輩って、どんな人?』と、聞かれ、
頬を赤らめながら説明する私です。
意外にみんな、楽しんでくれているのを知り、
とっても嬉しいです。

そんな妄想の達人、劇団ひとり君の
『陰日向に咲く』
お噂通り、楽しく読ませて頂いた。
自分の中で、ピースを埋めていく作業は、
きっと、とても楽しかっただろうなぁ。(うっとり)

とても読みやすい文章で、
これが、以前友人が言っていた『読ませる力』があると
言う事なのだろうな。と、思った。

どんなに上手な綺麗な文章でも、
なかなか入っていかない、心に届かないものもある。
何故だろう?
自分の国語力の低さゆえだろうか。。

ま。それもあるけれど、
感性が合うか、合わないか・・なんだろうな。

実家で読んでいたら、母が、『貸してね。』と。
母は、お笑いが大好きなのだな。
お笑いの趣味は合うけれど、
本の趣味は、全然違う。
感想が楽しみだ。
でも、何となく、度々出てくる微妙なシーンを
親と共有するのが、ちょっと気が引けるのでありました。
うーん。。

* チョロン、店内二枚目。





焼きそば探偵事務所

2006-04-26 | Weblog

別名『ペパーミントビル』の2階に
貸事務所の張り紙が。
場所と良い、建物の古さ加減と良い、
探偵事務所を開くには、最高の条件である。

『お家賃は、どのくらいで?』

そう。【焼きそば探偵事務所】の探偵の私は、
今日は、とうとう住んでいる地区の情報を得たのである。
有能な二人の部下の報告により。

そ・こ・は、札幌の中で一番好きな『区』だったのです♪
そっかー。何だか嬉しいな。

今日は、久しぶりにお姿を心のカメラに頂戴しました。パチリ。
雨の湿気のせいで、焼きそばのボリュームがアップですね。クス。
私は、雨の日は、ぺしゃんとなってしまうんです。。
ちょうど良い組み合わせですね。私たちの髪の毛。


来札中のeちゃんと、移転オープンした
choLonへ。
森彦さんは、来週オープンとのことで、
只今、準備のまっさかり。
先駆けて、森彦珈琲を御馳走に。
ムハー。美味しいッ。

それにしても、choLonと森彦の合体は、
もの凄い素敵な空間の中で、見事に融合。
デザイナーと建築家と、菊池さんの感性の
ハイレベルな空間と言っても過言では無いかと。。
機器、家具、床板、全てにおいて、
神経が行き届いていて、目がぐるぐるしてしまった。
手作りのパンやケーキも並ぶそうで、
夢のお店が誕生!

eちゃんと菊池さんと、ロビンソン地下の
くるくる寿司『一心』でランチ。
噂どおりの美味しさで、大満足。
eちゃんも美味しいお寿司食べれて良かった。



 札幌市中央区南1条西12丁目ASビル1階 (電車通り沿い、南向き)
 tel 011-210-0787
 fax011-210-0789
 営業時間 11:00~19:30
 定休日 火曜(定休日が変更になります)




無意識に人間観察。

2006-04-23 | Weblog

aチャンが、埼玉に転勤してしまい、
今月から寄り合いは、yと二人会に。

麻生茶房で、お昼ご飯。
梅ごはんと豚のおろししゃぶしゃぶセット。
隣の席に真面目な男子二人が着席。
『まぁ。楽しく食べましょう。』と、
和やかに頂いていた。
オタク男子は、言葉遣いが丁寧なのが良いな。
当方、お喋りに夢中で観察はせず。。

駅前通りを散歩がてら歩いていると、
ちょいワルおやじを3人も目撃した。
うち2人は、友達同士ときた。
どうゆうことだ。
1人は、おかしなスカーフの巻き方をしていた。

オリエンタルラジオの右側男子が
にちようびの街中には、ますます多い。

『男なんて、振り向かせてなんぼですよ。』
yの職場の女子の『名セリフ集』の一ページだ。
『何かの病気ではないだろうか・・・。』と、思いつつ、
100分の1ほど分けて欲しい自信だった。
非常に面白かった。

帰りの地下鉄で、隣のおじさんが(競馬帰り風)、
狭いのに新聞を広げてとても迷惑だなと思ってたら、
降りた所で、yにぶつかって追い越していった。
『あのおじさん、ヤラシイ記事に夢中だったよ。』との事。
『ふーん。変な人だったね。』

そのままダイエーの食品売り場へ入っていったので、
『何買うのか、何気にみておくよ。』と、yと別れる。

おじさんは、私の目の前で黒い財布をざっと広げ、
中身を確認していた。何故?
つい見てしまった・・・。
千円札が沢山入っていた・・・。
おじさんは、お惣菜売り場で天ぷらと
ダイエーコーラを買っていた。
ダイエーコーラってのが、わびしいのぅ。

『天ぷらとダイエーコーラなり。
嫁は居ないと思われる。』と、メールで報告。
『絵に描いた淋しいおじさんだね。』返事。
淋しいおじさんを絵に描くと、そうなんだ。ぷ。

今後ろでは、蠍座通信の『らいたあ独白』曰く、
自分をブランドと言いおった、
『まるい顔をしたきたならしい髪型をしたほうのおにいちゃん』が、
矢井田さんと歌っている。
すっごい可笑しかった。
今月の『らいたあ独白』。うぷぷ。



自宅漫画喫茶。

2006-04-23 | Weblog

ももたんのアピールにより、
予定よりも2時間も早く起きた。

ごはんをあげて、再び布団に戻るも
昨日の小さい嫌なコトを思い出してしまい、よろしくない。
で、起きることにした。
king君は、二日酔いだ。

NHK教育の『短歌』を拝見。
女子大で短歌を教えている教授が先生。
そんなせいか、感性もお若く、
とても面白かった。
で、同好会(3人)の宿題の題詠を3つほど
スラスラと作る。

ももたんとお散歩へ出かけ、
近所のお餅屋さんで、苺大福を買ってきた。

午前中のロイヤルホストの窓側の席に
おじいさん3人が談笑していた。
平和な休日の朝の光景だ。
中国なら、公園で茶器自慢の集い、
台湾なら、太極拳、ベトナムなら将棋みたいな感じだろうか。

と、言うか、
早朝から短歌を作る自分がおじいさんだ。

久しぶりにレンタル屋へ。
DVD2本と、漫画3冊をレンタル。
本屋で、『陰日向で咲く(劇団ひとり)』を
買ってしまった。我慢できず。

『ホーリーランド』森恒二12巻
『天使』桜沢エリカ
『タマラ』惣領冬実
            

『白のファールカ』槇村さとる1~4巻
面白かった!

一気読みしてしまった。
久しぶりの漫画デーで幸せ。

『陰日向で咲く』は、一話だけ読んだ。
『淳之介さんのこと』も少し読んだ。

頭の中が色んなお話で、ごちゃごちゃ。
今夜の脳内劇場は、期待できそうだ。

でも、昨日の小さな嫌なコトは、
まだ忘れられず。。
そうゆうのが、出てくるものなのだ。ゲー。