乙女的日記*B

永遠の乙女を目指す日記。(B面)

淳之介の背中

2006-04-17 | 


新しい掃除機は、白と薄いピンクの
まぁるいデザインで、とっても可愛い。(そこが気に入った。)
とってもよく吸い込んで、嬉しくて楽しい。

今週は、創作強化週間。
GWをのんびり過ごす為の。
実家で仕事させてもらう。

甥っ子の和君が二時間ほど預かり保育。
ももたんとの様子が面白かった。
和君は、よく笑う可愛い赤ん坊だ。
ももたんは、気を遣っている。
犬なのに。涙。

本を読む。
『奇妙な情熱にかられて』春日武彦 読了
『凛々乙女』小林聡美 半分
『淳之介さんのこと』吉行文枝 読了

私は、蒐集癖は無いなと思う。
ミニチュアに魅せられる方でもないけれど、
短歌に興味がある事が、少なからずとも
傾向があるような事を知る。

小林さんの28歳の頃のエッセイ。
楽しそう。とても。素直で。

奥様のエッセイ。
淡々と語られる淳之介さんとの日々。
ご自分の気持ちの部分をあまり語られておらず、
清らかで静かな流れの川のようだと思っていたら、
最後の
『あの人だけはやめてほしい。』
あじさいの人・・・まり子さんの事。。
心がぎゅっとなった。
流れが急に渦巻きになり、
そして、時の経過とともに静かに切なく終った。

夫婦とは・・・などと言う観念は、百人百様であり、
人の心と言うものは、常に流れ変わっていくもので、
どちらも個の人間で、成長するし変わっていく。
その都度どう歩み寄っていけるか。。
そうして続いていく御縁だと思っている。
そんな簡単な事ではないのだ。

などと、ちょっと思ってみた。

はぁ。
『闇の中の祝祭』を再読しよう。
そして、まり子さんの『淳之介さんのこと』へ。
それからまた感想を。