乙女的日記*B

永遠の乙女を目指す日記。(B面)

六月十三日、強い雨。

2008-02-02 | ロマンティック


 安藤裕子 
 2008 ACOSUTIC LIVE
 Spechial Feature

 秋頃から楽しみにしていたライブ。
 150人限定、時計台ホールにて。
 tamaちゃんと。

 時計台ホールに彼女の声が響くと思うだけで
 すでにきゅーんとしていたのだが、
 想像以上にそれは素敵なライブだった。

 六月十三日、強い雨。

 遠藤周作の【女の一生】を読んで作った曲なのだそう。
 隠れキリシタンとして島流しにあった好きな人を
 全身全霊をかけて愛したキクのお話。

 それは、恋だけではなく
 家族に対する愛だとしても
 誰かを愛する事の意味はとても深いもので
 
 例えば、この北海道の地も
 開拓者の人達が身を削って開拓してくれた地で、
 そこでも命がけの恋もあったかもしれない。

 そんなお話をしてくれて
 もうグッときてしまっだ。

 音楽により
 自分がここにいることを
 見つけてもらえるかもしれない。

 でも、なかなか見つけてもらえなかったと、
 泣きながら話す小さな裕子ちゃんが
 とても愛しかった。

 裕子ちゃんの歌声に曲の世界と
 きっと皆、自分の世界を描きながら
 耳を澄ましている過ぎる時計台の時間が
 夢の様に美しく感じた。

 それぞれの心の中の
 涙にかわる色んな想いこそ
 美しく尊い人間の感情で
 切なさの主要成分なんだと思う。
 
 
 tamaちゃんと聴けて嬉しかった♪
 ありがとう。
 
 そして、私に最初にCDを貸してくれた
 あのコにも感謝。
 あの頃、あなたがどんなキモチで
 曲を聴いていたのかと思い
 時計台の中で泣きました。