夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

ベーカムの映像を液晶テレビに映す

2018-11-06 15:42:55 | Weblog
今までベーカムの素材確認はIkegamiのモニターでやってきましたが、このモニターは残念ながらコンポーネント入力が無いんです。
せっかくのベーカムがコンポジットで観たのでは本来の映像ではありません。本当はSonyのBVMが欲しいところですが今更手に入れたとしてもそれで仕上がりが変わるわけではないので現状維持でした。ところが例のハードオフでD端子付きの液晶テレビを発見。初めはこれがテレビだとは気が付かずモニターと思い込んで買ってきました。それが大当たりで2004年製と古いもののほとんど使っていなかったらしく、バックライトも元気でS入力で映像を出したら意外に良好な画質でした。HD移行でシステムを新しくした際仕掛りの作品の編集のために今までのシステムも生かしてそこにこのテレビを使うことにしました。

KLV-20SP2

その後気まぐれに違うハードオフを覗いたとき、ジャンクの箱にD端子/コンポーネントのケーブルがあったのを思い出して今日買ってきました。\432也。
これを見つけたときはあのテレビにD端子があったのを忘れていて、「これ、何かに使えるかも」と気になっていました。

きれいで未使用かも

さっそくBVW70のコンポーネントにつないで映像を出してみました。

入力端子はVx2,Sx2,D Audioと万全

元がテレビですからノーマルではド派手な絵ですがモードの切り替えができます。

Sonyのリモコンで設定します

モードはAVプロを選択、調整してIkegamiの絵に近づけます。テレビですから正確な設定に不可欠なブルーオンリーはありません。

設定はこんな具合

BVW70のコンポーネント出力からCanopus ADVC-500に入れ、出力をBNC/RCA変換アダプタ経由でKLV-20SP2へ。

格好付けで波形/ベクトルスコープも噛ませています

結果は予想通り。20インチなのに15インチのIkegamiより鮮明でした。ただし、液晶ですから雲の諧調というか質感はブラウン管にはかないません。


前から気になっていたのですが、液晶テレビ、モニターもブラウン管と同じで温まらないと本来の調子は出ないみたいですね。今回も初めに出た映像はイマイチだったのが時間経過と共に鮮明になりました。これって、気のせいでしょうか。

以上、正規のブラウン管モニターと同等とはいかないでしょうがベーカム本来の絵が確認できたので古いシステムに戻しました。S入力で使ったのではもったいないですが、スピーカーも内臓していて便利なので当面は仕掛かりの作品の編集に活用します。
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