朝からみぞれ気味の雪、一時は吹雪。
とてもじゃないけど外で溶接はやりたくありません。
いつものルーティンで絵を描きながら目に留まったのが 1/4" のボルト。
ロケ台車に取り付ける三脚アダプタを固定するための物です。
これは後で参考のために置いた亜鉛メッキ処理された M6 のボルトと 1/4" 平ワッシャ。
前にも紹介したような気がしますが亜鉛メッキだといかにもホームセンターで買ったボルトです。
適当な容器にサンポールを入れ、ボルトを入れると泡が出て亜鉛が溶けます。
1時間程度放置して泡が出なくなったら水洗いして台所のガス台で薄っすら赤くなるまで熱します。
食用油(今回はオリーブ油)を用意しておいて冷めないうちに漬けると
こうなります。油はエンジンオイルでも同じ結果です。
これで三脚アダプタと見た目の相性が良好。塗装じゃないので剥げる心配は無用。
こんなことをしてもこのボルトが第三者の目に触れることはありませんが自己満足です。
これは数日前に同じ方法で黒くした HL-79E の指定レンズ Canon J13x9B3 のグリップ下部にあるビスです。
写真ではよくわかりませんが亜鉛メッキが粉を噴いたようになっていたのが真っ黒になりました。
レンズは手で触れるのでネジの頭が錆びているものですがこれが真っ黒になると気分がいいものです。
このやり方は生のスチール製ネジには有効なのでカメラ関係の細かいネジ類に応用しようかな。
以上、黒染め液がなくても簡単に黒化処理に匹敵する結果が得られるという、どうでもいい話題でした。