夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

そうだ、あれを絵に描こう

2023-02-26 14:09:03 | Weblog

カメラ関連作業は一時休止です。

年が改まってからは毎日欠かさずに小さなスケッチブックに絵を描いています。

素材は自分で撮った写真。ですが今日は嗜好を変えて YouTube から拝借したバス。

訳は後ほど書きますが静止画で取り込んだ踊り子号を左右反転。

写真を元に後部のもろもろを左右反転して

これはまだ入り口です。

最終的に F4 サイズのホワイトワトソンにホルベインの透明水彩で構築したい情景があるんです。

とりあえず画用紙で練習してみました。

帽子をかぶって子供をおぶった女性は一人でいいんですがポーズを変えて。

別の画用紙で練習です。

こんなのを描くのは初めてですからなかなか決まりません。

描きたいのは小さかった頃の思い出の情景です。

 私は父が押す自転車の荷台で居眠り。弟は後ろを歩く母の背中。

 脇を路線バスが通り過ぎて土埃。

 家はもうすぐ

三つ年下の弟が歩けるか歩けないかの頃ですから、恐らく昭和28年頃です。

背景は何がいいかと探して最初に選んだのがこれ。

記憶の風景とは全く違いますが、

今年描いた絵の中には他にも候補がありますが、これに決定。20年以上前です。
 動画にリンクしています
Umatic で録画した3管カメラの映像です。季節も時間帯も光も完璧。HD じゃこの曖昧な感じは出ません。

この田んぼの風景を見つけたとき、潜在意識の中の幼児期の記憶が蘇って何度も足を運んだんです。

バスが通るには狭い道ですが絵ならもっと広く表現できます。

はざかけの柱が途切れたあたりにボンネットバスの後姿を置いて手前に家路を行く家族4人。

私のことですから、いつになったら描くかわかりませんがいつか必ず。

コメント
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