FinePix S2Pro で定番の持病「紫病」が再発したので思い切って分解してみました。
こんなときは10月30、31日の自分のブログ記事が役に立ちます。
今回もバットの中で作業します。
ビスを入れる容器も必要。
前回やった後でマウントキャップが見つかったので被せました。
途中経過は省略。ここまで分解しました。
前回怪しいと睨んだフラットケーブルとコネクタを点検します。
押さえを開くとフラットケーブルが抜けます。
フラットケーブルの差し込み部は
前回はコネクタの電極で押さえている部分が変形しているのが原因で接触不良が発生したと判断。
これを接点復活剤でクリーニングして快調だったんですが。
今回はコネクタに挿入するときほんのちょっと浅くして変形部を避けようと思いますが、
前回はスペースが狭いので奥まで突っ込んじゃいましたって、何の話?
今回はこのフラットケーブルの CCD ユニット側が気になります。
こっち側のコネクタはロックタイプなのか、押し込むタイプなのかがわかりません。
無里な力を掛けてコネクタが壊れたら残念なことになります。
隙間から覗いて観察。うーん、わからん。
CCD ユニットはいじると何が起きるかわからないので外したくありません。
手前のカバーのビスを抜いて
カバーをこじって観察しましたがどんなタイプのコネクタか不明。
引っ張れば抜けそうだけどやめときましょう。
B型はここで自己抑制しないと危険です。
ここで奥方が「洗濯機の中きれいにして」だと。掃除で一時中断。
午後、フラットケーブルをほんの僅か浅くセットしてロック。
接点復活剤は使いませんでした。
まごつきながら組み立て完了。
さっそくストロボを焚いて一枚試し撮りしてみました。
良さそうです。が、安心するのは早いぞ。
車で地元を回って計43枚撮ってきました。
結果は途中 ERROR が出たり暗部が紫になったりで完全回復とはいきませんでした。
これは思った通りのイメージで撮れました。
ほら、暗部に紫になってます。
地面に露出を合わせたこれは問題ありません。
これも軽い紫病。
これはいいと思ったのですが屋根の影がやや紫気味に見えます。
紫のカーテンみたいな症状は出ませんでしたが今後どうするか、課題が残りました。