「映像による絵画のためのフリー素材」の、「村の田圃」シリーズ5本が仕上がったので朝からYouTubeにアップロードです。
なにぶんにも古いアナログテープなのでドロップアウトと画面の乱れには悩まされます。
1本だけなら対処のしようもあるのですが、デッキで再生、キャプチャする前に数秒クリーニングテープでヘッドの掃除をするしかありません。
でも映像そのものを見せるんじゃなく絵画の素材と割り切って妥協。デジタルでも違う形で画面の乱れはありますから。
アップロード完了。
次は嗜好を変えて日本海で撮影したテープに掛かります。
3月のうららかな海。場所は新潟の藤崎海水浴場だったような記憶があります。
この日は春の光に満ちていました。日本海は太平洋と違い、順光線です。
一転、12月の海。
映像ではときおり画面右手から左手に海鳥が舞っています。
どちらの映像もセオリーを無視、空と海に割り切って撮影しました。
防波堤も灯台も沖を行く船も一切ありません。
こんな構図だと「空を撮りたいのか海を撮りたいのかわからない」という声が聞こえてきそう。
「空も海も撮りたかったんだ!」。いっそ水平線をど真ん中にしたほうが良かったかな。