夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

シュールリアリズム映画を作る ⑩

2021-07-08 16:20:18 | Weblog
ロケハンで撮ってきた写真を見直すとまだ使えそうなのがあります。
どんどん印刷しましょう。


交換したばかりのイエローインクが終わりそうです。90枚以上印刷すればこうなるでしょう。


合い間にまた頭の上に豆電球が点灯。これは前にも思いついたことですが。
昔撮った16ミリフィルムです。まだ両穴タイプです。


使う予定も無いフィルムなので短く切り、半ひねりしてメンディングテープでつなぎます。
そう、メビウスの輪です。


さあ、どうなるでしょう。

当たり前ですがつなぎ目で左右反転します。

指でつまんでこの輪を送っていくと、最初の一周は何事も起きませんが、つなぎ目で左右反転。
フィルムが裏返しになっています。
更に一周送るとつなぎ目で左右反転して最初の状態に戻ります。
当然といえば当然の結果ですが、これを映写機に掛けたら案外面白いかも。でもエマルジョン面が表になったり裏になったりでピントがズレて具合が悪いでしょう。

別になんということもありませんが、裏返しの映像って、不思議な感覚です。
これが撮ったままの実際の空間です。


左右反転すると


これは使えます。
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