夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

Canon AUTO ZOOM 1014 ここまでにしておこう

2021-07-01 11:16:46 | Weblog
3台になっちゃった8ミリカメラ 1014 ですが、最後に手に入れた個体はレンズに傷があるのがどうしても気に入りません。
傷は前玉なのでピントリングのグリップゴムが無い奴と入れ替えは可能か調べてみました。


前玉を外すにはカニ目レンチが必要で、自作は可能ですが面倒臭いし更にレンズを痛める恐れがあります。実際、 Arriflex 16S の Angeneux レンズをクリーニングしたとき微細な傷を付けてしまいました。幸い大したことはありませんでしたが。
レンズを観察したらピントリングの縁に小さなビスが4本あります。


これを抜いたらどうなるか、


ピントリングが簡単に外れました。
外すときスプリングが入っていて飛び出すんじゃないかと心配しましたが単なる筒でした。


こうなれば方針転換です。レンズはそのままでピントリングだけ入れ替えてグリップゴム欠品の方を生かしませう。

ゴム欠品の方もピントリングを外して


位置を∞にしてと

これは思い違いで最短側でしたがビスで押して固定してあるだけ。どうにでもなります。

どうせこのメモリは目安です。こんなもんでしょう。


ゴム欠品のリングを戻す際、すっかり不器用になった指では再三ビスを落としてしまうので考えて鏡筒に入れる前にこうして半分入れておくことに。最初からこうすれば良かった。


入れ替え完了。


生かす方にこのキャップを入れてやります。


アイカップはこっちは変形が少なくて結構。


組み換え完了。


こっちもレンズの傷以外は問題ありません。


この件はこれで一軒落着とします。
なお、カメラの整備にこのセリアのメイクアップ綿棒は先が尖がっているので重宝します。爺がこれをレジに持っていくのは少々あれですが。


計画中のシュールな映画ですが、ロケに使えるかもと撮っておいた写真から3枚追加しました。
これは使えます。






構想はだいぶ煮詰まってきました。
フィルムは 100feet 1本で考えていましたが、30カットあるので2本になりそうです。
仮タイトルは「階段の男/Man goingup the stairs 」
コメント
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