夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

Arriflex16S用三脚アダプター製作

2020-01-15 15:21:25 | Weblog
朝から趣味の工作です。初めに三脚側の取り付け部を決めましょう。色々使えそうな物を並べてみました。


木工用のダボです。ネジはまさに1/4"でカメラで標準のサイズ、これを打ち込みます。


試しに切って余った桧板に下穴を開けて打ち込んでみました。ドリルはφ7.5ですがしっかり食い込みました。


まずφ6.5のドリルで通し穴を開けます。


次にアルミ板を取って桧板の下穴をφ7.5のドリルで深さ6mm程度拡大。


ダボが斜めに入らないようにボルトとナットを準備。


バイスで慎重に押し込みます。


成功です。ツライチになりました。


仮り組みして周り止めの穴と木ネジで補強する穴を開けました。


三脚に取り付けてみると「いいぞ」


次はカメラ側の取り付け部です。あわてて穴位置を勝手違いに開けちゃうなんて事態がよくあるのでここで一服。

カメラ側はカラーが必要なのでこのローレットナットを加工して使います。


内径をφ6.5のドリルでさらいます。


色々やってカラーができました。


桧板に貫通穴を開けます。


φ12のドリルで座繰り加工。カラーを入れます。


計算違いでアルミ板の板厚を引くのを忘れてネジが飛び出ちゃう!


サンドペーパーでこすって1mm薄くします。


ここがミソで、ネジが落ちない仕掛けです。


カメラに取り付けてみました。


どうせならとカメラ底面の3/4"ネジ穴を利用して周り止めを入れます。このタッピングビスの頭が相手に納まります。


桧板にセリアの水性塗料を塗ります。この塗料は乾きが早くて助かります。


完成しました。こちらはカメラ側。回り止めのビスは固定部の補強も兼ねています。


三脚側です。向こうの穴は三脚側の回り止めが入ります。


Arriflexにアダプターを取り付けましょう。


言わなければアダプターが入っているとは見えない、かな。


ティルトロックを解除してもほぼバランスが取れます。


ここまで私にしては大仕事でしたがいい物ができました。
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