夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

あれから82日 長野新幹線車両センター

2020-01-04 14:50:27 | Weblog
令和元年、台風19号に見舞われ水没した長野新幹線車両センターの様子です。ここは台風直前の10月11日まで週一度周回道路をウォーキングしていた所。台風の後、水が引いても泥が堆積して歩ける状態ではありませんでした。替わりに自宅の北、信濃町を歩いてきましたが、今日は82日ぶりに行ってきました。
今日はコンデジ片手に散歩ペースです。
いつも車を置いていた跨線橋「アップルブリッジ赤沼」の下は工事関係の人がいたので南の折り返し点に駐車。変形したフェンスが痛々しい姿です。


右回りで歩いて数分、廃車になる車両が見えてきました。


側溝はきれいに泥が撤去されています。夏は露草が可憐な花を咲かせていましたが今は何もありません。


このコーナーは泥と無数のりんごが流れ着いていましたがすっかりきれいになりました。




アップルブリッジの下です。いつもここに車を置いていました。


セイタカアワダチソウの群生です。今は枯れてモニュメント。


用水路の橋から。寒々とした冬の情景です。


畑はあちらもこちらもこんな状態です。


このあたりのりんごの木は完全に水没しました。


畑に出ている人が見えました。


こんな状況でも柿は熟しています。


車両センターの正門です。年末年始の休みで閑散としていました。


歴代洪水の水位を示すポールです。水が引いた直後はあそこに稲が引っ掛かっていました。


それでも梨の木は枝を伸ばしていました。


洪水に備えた調整池ですが役に立ちませんでした。足跡は私です。粘度の高い泥で脚を取られました。


調整池は流れ込んだ大量の泥がそのままです。


ここもまだ泥が残っていてうっかり歩くと足を取られて転倒するかも。


物言わぬ機械ですがどう見ても寂しそうです。


稲刈り直前だった田んぼは今もそのまま。こんな状態の田んぼは方々にあります。


この木は実をつけたままですが立派に実ったのにもう腐っています。言葉がありません。


アップルブリッジから見たセンターの様子です。


北側にも車両が置かれています。


踏み切りの音がして振り向くとしなの鉄道の電車が豊野駅に向かって走って行きました。あの線路の土手にはまだ大量の漂着物がそのままになっています。


帰ってから気分を変えて三脚の木部をサンダーと紙やすりで磨いて柿渋を再度2回塗りです。
柿渋だけで渋い色になれば最高なんですが、しばらく様子をみます。


ヘッドの塗装剥がしは明日にしよう。
コメント
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