「年の瀬」。瀬は川の流れの浅いところ。または急流のこと。一年を川に見立てると、暮れも追し迫った頃は瀬に当たるということなんでしょうね。「瀬」の語源は、「塞く(せく)」または「切る」だそうです。一年の節目を前にして、岩に堰きとめられた場所のように、流れが速くなっているのですね。
船で川の瀬を越すように、年の暮れをやっとのことで乗り越えることを、「年の瀬越し」というそうですが、その船は、明日には宝船になるかも知れない・・・・そんな夢を抱かせてくれます。寒波が襲ってきています。ご自愛のほどを・・・。