骨董に興味を持ったのは30代後半。毎月21日に開かれる東寺の市には欠かさず足を運んだものです。一番にぎわう暮れの終い弘法と一月の初弘法は千五百軒を超す店が出て大にぎわい。そこで見つけた古伊万里のそば猪口二つ。有り金をはたいてゲット。あまりに高かったので未だに家の人には言えず内緒。奈良の親友宅に一個プレゼント。残った一個はコレクションの棚に。大きな地震が来たら、棚の宝物があっという間に崩れ落ちることでしょう。落ちないように柵を付けよ、と人は言うが落ちたら落ちたでそのときはそのとき。わたしのモノの見方、考え方を変えるとき、と割り切ることに・・・・。