ゆきさんのブログ

元お祭りオヤジの周辺・・・

お祭り勉強会

2007年01月29日 11時47分55秒 | 祭人
お祭りサポーターを多くするために
やってみたいことがある。
二本松提灯祭りを楽しみにしている
のは若連や祭典事務員たちだけでは
ない。一般の人たちだって祭りを指
折り数えて心待ちにしているのだ。


しかし、祭りの中心に居ない人達にとっては、実際の祭りがどう
なっているのかを知らないひともいる。また、当事者たちでも
歴史やしきたりの変遷、太鼓台の構造などについても知らない
人達は多いと思う。

お祭り勉強会

参加は誰でもできる。
お祭りのルーツから、今の祭りの見所まで二本松提灯祭りを詳しく
勉強する講座をやってみたい。
一昨年、二本松第一中学校と第三中学校に郷土文化の話しをして
欲しいということでお祭りの話しをしに行ったことがある。
学校で研究のための臨時学級を開設すると言ったら、大勢の希望者
があったために、女子だけにしたそうである。
相手が女子だけに少々のとまどいもあったのだけれど、何ゆえに
女性は祭りに参加できないのか・・・などの女性ならではの興味深い
質問もくりだされた。

ご年配の方や子供達だって、興味を持っていること、知らないこと
が沢山あるハズである。本当にお祭りを知って、後世にそのすばら
しさを伝えてもらいたい。
出版を通して啓蒙活動を続けてきたけれど、次なる展開としては
さらに立体的に行動を起こしてゆく必要があると考えている。
実際、祭りの当事者の方々は忙しくて以下にあげるようなことが
できないと思う。

例えば、10回の連続講座で・・・
(勝手にこちらが考えた事だが、講師を誰にお願いしようかな)

太鼓台の形と機能
「何ゆえに竹田町はフットワークが良いか?」

彫刻の漆塗りと金箔施工の実際
「よい彫り物と悪い彫り物」

祭り囃子のルーツ
「二本松提灯祭りのお囃子はどこから来たのか?」

二本松提灯祭りの誕生と変遷
「提灯を点けるようになったのはいつから?」

二本松神社例大祭の神事
「例えば、発與祭って何?」

太鼓製造 
「よい音はどうすれば出る?」
「実際に太鼓を敲いてみる」「笛を吹いてみる」

車輪のかたち
「壊れない屋台の車輪を作りつづけて」

祭りの見所
「二本松提灯祭りは日本一番美しい」

と、まあ春先から夏の終わりくらいまでやれたらいいな。


(写真は平成18年10月1日、松岡太鼓台組立)


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いいですねえ (ハル)
2007-01-31 08:12:09
「お祭り、大好きです」が、知らないことだらけ。
かといって、「今さら、聞けない」という感じです。
ぜひぜひ、参加したいです。

でも、試験なんかはないですよね
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試験? (ゆきさん(管理人))
2007-02-01 08:39:20
ん、いいかもネ。
次の質問に即答できたひとだけ講座に参加できまーす、とか。

問題:次の太鼓台の車輪3本の矢(スポーク)の合計は何本でしょうか?

竹田の車輪+松岡の車輪+若宮の車輪= ? 本
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あら~ん (ハル)
2007-02-01 09:49:52
こりゃムリだ。
そもそも「矢」ってなんだがわかりませ~ん
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あっ (ハル)
2007-02-01 10:01:08
「矢」はなんだかわかりました!
でも、「即答」できる人は、
お勉強しなくてもいいですよねえ‥
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