はーちゃんdays 2

大学生の娘と高校3年生の二人の子供の父親。

チ。―地球の運動について―(1) を読んだ

2021年08月01日 | 買った本、読んだ本


地動説にまつわる話です。

瀧本哲史さんが地動説が認められるようになったのは、天動説を信じている人が死に絶えて初めて認められた的なことを言っていました。

とにかく面白いです。
自分の人生を賭けるものがあること、それは幸せであると同時に残酷な結果をもたらす。

今の世の中で何かに賭けることができる人がどれだけいるのだろうか、私を含めて。



みにろま君とサバイバル 世界の子どもと教育の実態を日本人は何も知らない を読んだ。

2021年08月01日 | 買った本、読んだ本


もともと日本の教育制度には不満はありません。
今までは勉強できれば何とかなる世の中でした。士農工商のような身分があるわけではなく、公立の学校、国立の大学に入って卒業できれば、平等な社会のように思います。

日本に住んでいるだけで、子供の安全と安心は確保できてること、しかもお金をかけずに。

他国と比較して習い事も格安でできること、それを考えると日本の教育や学校の制度はいいことばかりだと思いました。
ただ自己肯定感を養うようにはなっていない、自己アピールできるような子供が育ちにくいところが日本の教育では問題なのかもしれない。
出るくいは打たれる、平均的な人間を育てるシステムになっているので、人と違うことをすることよししないようになっているのも事実。

世界でも日本でもずる賢い程度の知能は必要なんだと思います。


ずる賢い知能がなくても生きていけるのが日本なんだと思います。
だから他国の人から見れば、なんて生ぬるい生活をしているんだと思うのではないでしょうか?

阿佐田哲也のような戦後の博徒が今のパチプロや雀士を見て感じるようなぬるさではないかと思います。
実際の実力がどっちが上かどうかはまた別の次元の話になると思います。

自分たちがイギリスに住むことはおそらく無いのだが、子供たちはこれから英語圏での生活の可能性は十分ありうると思うので、子供たちには日本文化と歴史そして文化人類学、人文地理学、古典をしっかり学ばせようと思いました。





イギリスの学校という意味ではこちらも勉強になります。