 | 六人の嘘つきな大学生 (角川書店単行本) 浅倉 秋成 KADOKAWA |
なんとなく気になってジャケ買いしたのだが、とても面白かった。
私自身は就職活動はしたことがないので、就職の時の面接がどんなものか知らない。
グループのディスカッションもやったことがない。
そういう面でもとても面白かった。
ミステリー要素もふんだんにあり、二転三転して一気に読んでしまった。
今年1番のおすすめ本だ。
人はいろんな側面を持っていて、ネットの情報や噂でその人を見限ってはいけないと思った。
真面目すぎて嘘の世の中に翻弄されてもいけないと思った。
結果だけで人を判断し、過程を考えないで、身近な人間なら特に結果に至った原因を考えていきたいと思った。
いろんなところに伏線がわかりやすく貼ってあるから、読んでて違和感を感じるところはちゃんと回収されていて、それも面白かった。
人間は嘘をつく生き物だ！
