1937年に発刊された吉野源三郎さんの「君たちはどう生きるか」を
羽賀翔一さんが漫画化したものです 娘に勧められました
主人公の中学生コぺル君は 勉強ができる少年で
コペルニクスからとってあだ名がついていました
コペル君の中学校での出来事が漫画で描かれていて
叔父さんのアドバイスが交換日記の形でノートに書かれています
このアドバイスが文章で漫画だと思って読み始めると驚きます
年齢が低いと ちょっと難しいかも知れません
80年前に書かれたものなので 当時と時代背景は違いますが
それでも どう生きるか?というアドバイスはなるほどと思うことも多かったです
学校でのいじめやそれと戦う勇気 貧困 格差 今でもある問題に
コペル君と叔父さんが向き合っていくのは 道徳の本でも読んでいるようでした
私自身いろいろな悩みもあり どうしようと思うこと多いですが
余計な感情に足を取られずに やるべき方向にまっすぐに一歩を踏み出す
と 自分で考えることの大切さを教えられているようにも思えます
自分の反省も踏まえて 今は自分中心の考え方に偏る人も多いので
コペルニクスのように広い視野で物事を見ることが大切なんだろうと 改めて思いました
そして 悩んだ時 迷った時 筆者の言葉を借りると
自分の体験から出発して 正直に考えていけ
自分の生き方を決定できるのは自分だけだ
ということを 大事にしていけばいいのかなって思いました
と いろいろな本を読んで自己啓発してるつもりですが
意思が弱く 一進一退^_^; 心が折れそうになること多いです
それでも 頑張れって励ましてくれるような気になる一冊でした